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(回答先: 正直者が報われた社会はあった、お人よしが、正直者が、馬鹿を見る世の中は良くない、、,について 投稿者 まとはずれのおせっかい 日時 2007 年 2 月 25 日 04:03:31)
>民主主義の諸制度の中の、
>三権分立、チェックアンドバランス、ジャーナリズムによる政治の監視、それらには、一人の人間、制度、官僚機構は、「天使になろうとしてブタになる」のことばどおり、善意であろうとも、間違いを犯すものだという思想があります。
>そこに、歴史を経験として学んだ、西洋人の「冷徹な人間観」があるとおもいます。
20世紀の歴史一つとっても学ぶべきものは多いですね。ヒトラー、スターリン、毛沢東、金日成、ポル・ポトが権力を掌握した時、人民は彼を民族の救世主だと感じて、その拝んだように思います。反スタを掲げる党派が内ゲバでスターリン主義者そのものやそれ以上の残虐性を見せた事。行政が暴走する事の恐さを嫌という程、20世紀に見せ付けられました。
労働基準法はザル法です。企業というものの中には、ほっとけば過労死するまで働かせようとするものも多いです。気を付けねばなりません。
有権者の中には、自分が奴隷としてこき使われているのに、「俺はずっとぬるま湯に漬かっていたいんだ」と言って、冷めた湯につかって凍死してしまうような選択をする人もなきにもしもあらずだと思います。
石原や奥谷の価値観というのはエゴイズムであって、決して二宮金次郎のように親身になって誰かを立ち直らせようと言うのではなく、自分が高みから人民を見下ろす立場でしょう?戸塚ヨットスクールの校長といい、日本はなんか「勘違い女王の教室」になってきているように思います。細木和子も他人は厳しく良妻賢母を求め、自分はイケメンを「タッキ!」とか言ってもてはやすしてホストで遊ぶ訳です。上に立つにふさわしい徳を持った人間でない者が上に立つからアパや不二家のような基本的な事柄を疎かにする問題も起きてくるのでしょう。
自分の職務の基本に立ち返り、尊大なエゴイストにおべっかを使い、顔色を伺って追随するのを止めねばなりません。
学校時代にいじめられた者が必ずしも何処へ行ってもいじめられる訳でもない。堂々と自信を持って言うべき事を主張する事が大事でしょう。学校などしょせん井の中の世界なんです。ここで日教組が勝とうが、文部省が勝とうが、親と学校から教わるのはほんのわずかの事です。人間は動物と違い、人生初期の親・学校以外の多くの人からも学びます。もし石原の存在が大きく見えるとすれば、日本人全体の視野が小さくなっているからではないか。今のトップの人間観は人間をロボットとして酷使して、どれだけ生産性を上げるかという以外は全然ない薄っぺらいものです。ある国の代表は、ある国の国民のレベルを反映する面があるのでしょう。文部省だか法務省だか知らないが、日本人もいい加減、いつまでも井の中のボス猿の顔色ばっかり伺っている場合じゃないですよ。今の官僚・役所は悪い所だけ封建的・江戸時代的な所があるでしょう。多数の高校生が一人の中学生をよってたかって何千万も金を脅し取ったりするような事件が1999年にあり、恥の感覚やバランス・ブレーキ・暴力制御の心自体は喪失して、日本人は男性はおろか女性までが野良猫化いる気はするのですが。