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映画】ケン・ローチ監督「麦の穂を揺らす風(原題The Wind That Shakes the Barley)」>アイルランド独立戦争
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これまで『ケス』『SWEET SIXTEEN』などで少年たちの魂を、『レイニング・ストーンズ』『マイ・ネーム・イズ・ジョー』などで社会の底辺に生きる人々の心を、そして『大地と自由』や『カルラの歌』で自由のために闘う人々の尊厳を見つめ、過酷な現実とそれでもそこにある希望を描いてきたイギリス映画界の至宝ケン・ローチ。
本作は、その名匠が、独立戦争から内戦にいたる1920年代のアイルランドを舞台に描いた本年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作である。今も語り継がれる激動のアイルランドを描いた映画はニール・ジョーダン監督の『マイケル・コリンズ』ほか数々あるが、“Man of the people”と呼ばれるケン・ローチが描いたのは、歴史上の英雄ではなく、名もなき市井の人々の物語だった。
(略)
イギリスによる弾圧に耐えかね、独立を求めて戦いはじめるアイルランドの若者たち。彼らはイギリス軍を苦しめ、ついに戦いは終結。イギリス軍はアイルランドから去る。しかし今度は、講和条約の内容をめぐってアイルランド人同志が対立、それはやがて内戦へと向かう。内戦は、それまで共に戦ってきたデミアンとテディの兄弟、そして恋人シネードとの絆にも暗い影を落としていく…。
(略)
http://www.muginoho.jp/introduction.html
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◆映画の背景
アイルランド革命:独立戦争から内戦へ
穏健派の国民主義者(ナショナリスト)指導者に促されて数千のアイルランド人が参戦した第一次世界大戦が最も激しかった頃、アイルランド共和主義同盟(IRB)、アイルランド義勇軍、アイルランド市民軍は、軍事的には絶望的な規模ではあったが、大きな象徴的意味合いを持つ武装蜂起を1916年のイースター祝祭週に起こした。社会主義者のジェームズ・コノリーを含む、この時の主導者がすぐさま処刑されたこと、そしてその後の軍事弾圧によって、それまで穏健なナショナリズムが中心だったアイルランド人の間に独立への支持が高まり、シン・フェイン党(ゲール語で“我ら自身”の意)とアイルランド義勇軍の復活へと至った。
(略)
http://www.muginoho.jp/before1.html
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日本のマスゴミはもちろん、欧米マスゴミも報道しないが、英吉利領北アイルランドも、この頃から尾を引く問題なんですね。
このへんがわかってないと、北アイルランドの争乱も、単なるテロ騒ぎに見えてしまうんですね。