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其れは期待するが故であらう。
日本が米國に破壞され、掠奪されるワーカー(勞働者=ドレイ)國家である眞相に迫つた、
もと外務省キヤリア官僚のすぐれた著作。
更新 平成19年02月09日22時27分
平成十九年(二〇〇七年)二月九日(金)
(第一千九百五十一囘)
○原田武夫著「仕掛け、壞し、奪い去る米國の論理」
(ブツクマン社、二〇〇七年一月)
○この本の著者は、東大から外務省キヤリア官僚へ、そして、
外務省北朝鮮班長で退職、三十六歳。
○このひとには私心はない。
○こういふ人物が今、出現するとは、かなりの驚きである。
○この本は、東大教養學部での講義の記録だと言ふ。
○ここでは、「米國の奧の院」が記述されて居る。
○これは、淺薄である。
○このひとは、知つて居るのか知らぬのか、分らぬが、
○米國FRBとその意味について、何も述べてぬ。
○本當に知らぬとすれば、どうしようもない無學なひとだが、
○無知、と言ふこともあり得るだらう。
○米國の歴史についてのこの人の知識。
これは、問題外の淺學である。
○米國の國璽(ザ・グレートシール)の紋章はどうしたのか。
○それは一九三五年末、米國一ドル紙幣に印刷されて居る。
○このひとは米國の國家權力構造について、色々、説明して居る。
○それは、一言で表現すれば、
金權寡頭權力體制(プルート・オリガルキー)である。
○更に、この「金權寡頭權力體制(プルート・オリガルキー)」
の原型は、
○「ヴエネチアの黒い貴族」である。
○しかし、多分、このひとは、「ヴエネチアの黒い貴族」、と言ふ
ことばを聞いたこともないのであらう。
○筆者は、「ロスチヤイルドの密謀」(成甲書房)の中で、
○デイズレイリーの「コニングスビー」について説明した。
○デイズレイリーは、その中で
ハノーバー王朝以後の英國の國家體制は、ヴエネチアのそれと
同一である、として居る。
○つまり、ハノーバー王朝以後の英國は、ヴエネチア型の金權寡頭
權力國家であると言ふ。
○米國も、一九一三年FRBの成立と共に、
○英國=ヴエネチア型の金權寡頭權力國家と化して居るわけである。
○更にこの本では、ロンドン・シテイーについて一言もない。
○こんなことでは、お話にならぬ。
○今後の眞劍な精進を期待して置く。
(了)
太田龍の時事寸評
日本が米國に破壞され、掠奪されるワーカー(勞働者=ドレイ)國家である眞相に迫つた、もと外務省キヤリア官僚のすぐれた著作。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi
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