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このスレッドは
【Re: 今は暗黒社会の世の中だろうと思っていますよ。 エイプリルダンサー】
http://www.asyura2.com/07/idletalk22/msg/208.html
に対応するものです。
エイプリルダンサーさん どうもです。
>【出来ればその壁をどう崩せばいいと思っているのか教えて貰えると 少しは考えがほぐれるかも知れません】
現在の社会には多くの歪があるとKは思っています。
その最たるものが「選挙制度」です。
「知名度」「選挙資金の多さ」「顔の作り」というような「その人の政治姿勢」とは無縁の部分で「投票」が決定される部分も多いでしょう。
党公認という制度も曲者です。国会における「党議拘束」という部分は憲法に反すると前からKは主張していますし
社会に対する影響の大きい、各種の個別案件(例とすれば、海外派兵の決定)などは、国民投票をすべきだとの主張もしています。
「権力側に対抗するなら、何をやっても良い」というような考え方は少なくしていく必要もあるでしょう。
テロなどの実力行使を行う事は「市民を敵に回し、孤立化を招き、多数派形成に逆行する」という事も考える必要があるでしょう。
実力行使という「力勝負」に持ち込んだら、少数派は絶対に不利なのです。
それは、制空権を押さえられている戦場で少数の兵士で地上決戦に挑むと云う行為でしょう。
そのような場合、時を待つしかないでしょうが、「バンザイ特攻」を否定するのは、敵の工作員だと主張して「バンザイ特攻」を強行しても、待っているのは「敗北」だけでしょう。
結局は「話し合い和平」か「時を待つ」以外の手段は「少数派」の選択手としては不適切でしょう。
「少数派」のひとつの主張は「我々の意見は少数であっても、正しい!」というものです。
仮に、その主張が正しいのならば「話し合いを継続すれば、多くの人が気付くはず」でしょう。仮に「社会の歪み」によって、気付けないのなら、そこの歪みを是正する方法を考える必要があるでしょう。
選挙における「個人の自由な投票権」を侵害するような事柄は「憲法違反」と厳しい目を向け、金の必要な選挙などと言うのは「何に金が掛かるの?」と考えなければいけないでしょう。
内閣の閣僚の応援などという「行政・立法」の独立の理念的におかしい、しかも、選挙中立であるべき身分の「現役議員」の候補者応援も憲法的におかしいでしょう。
社長による社員への「特定候補者への投票依頼」とか「地位や肩書き等の権威を利用した投票依頼」は、一種の強制行為でしょう。
これには「公明党の役員による信者への投票依頼」も含まれます。
これらの点も是正が必要です。
市民による「選挙違反行為の疑いのある行為の通報制度」と「通報者の保護制度」の確立が必要でしょう。
本来、選挙の応援は「支援者の無償応援」以外はあってはいけないのかもしれません。
「現役議員の応援」も「個人に対する投票依頼(電話依頼含む)」は全て「憲法違反」と考えるのが適切なのかもしれません。
その上で「選挙に関心がない」とか「政治は分からない」と云う人に「投票率を高める意味からの投票奨励」などする必要もないでしょう。
また、明らかな「組織票」は民主主義を歪める要因として「是正」する方向で考えるべきでしょう。
要は国民の一人一人が「本当の意味で、自らの信条に従って、投票しない自由も含めて自由に選挙に参加できる社会環境の確立」が重要でしょう。
その上で「国家権力を含む、全ての権力構造からの横暴に対する個人の権利の保護」と云う部分
「権力に対するものではなく、共生社会における個人の義務」の区別・切り分けという部分の考察も重要でしょう。