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イスラエルとの試合拒否、物議醸す(産経)
2007.10.10 20:55
【ベルリン=黒沢潤】イラン系ドイツ人のプロ・サッカー選手が、ドイツ代表として12日に予定されるイスラエル代表との試合を拒絶し、論議を呼んでいる。
この選手は独1部リーグ・VfLウォルフスブルク所属のアシュカン・デジャガー選手(21)。2歳のころテヘランからドイツに移住し、現在は二重国籍を持つ。
問題の試合は、テルアビブで行われる2009年の欧州選手権U21予選。拒絶の理由について同選手は、「イラン人の両親を持つ私は、ドイツ人としてよりもイラン人としての“血”を多く持つ。これを尊重したい」と語った。
イラン政府は同国民のイスラエル訪問や、同国選手との試合も禁じており、デジャガー選手は「イスラエルの入国スタンプを旅券に押されれば、イランの親戚訪問も不可能となる」と複雑な心境も明かした。
独サッカー連盟はデジャガー選手の事情に理解を示し、出場辞退を了解したが、独国内では批判が噴出している。
ユダヤ人中央評議会の幹部は「独代表選手が“ユダヤ・ボイコット”をするとは信じがたい。(ユダヤ人大虐殺の)歴史責任を持つドイツが、反イスラエル的な行動を許容するのは問題だ」と強調。独キリスト教民主同盟(CDU)の議員も「彼が(イラン系選手として)良心の呵責を感じるなら、独代表チームへの参加を永久に禁止すべきだ」と非難している。
ただ、イラン人の試合拒絶はこれが初めてではなく、独バイエルン・ミュンヘンの元ストライカーも、04年の欧州チャンピオンズリーグで、「負傷」を理由にイスラエルとの試合を辞退した。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071010/erp0710102055003-n1.htm