★阿修羅♪ > ホロコースト4 > 428.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ポル・ポト派N02を拘束
【バンコク=菅沢崇】1970年代のカンボジアで大量虐殺に関与したポル・ポト政権の元幹部らを裁くため、同国捜査当局は19日、政権ナンバー2のヌオン・チア元人民代表議会議長(81)の身柄を西部パイリンの自宅で拘束した。今年7月に開始された予審判事による取り調べの一環で、ポト派幹部の拘束は2人目。
検察側は来春にも予定されている第1審に向けて、すでに政治犯収容所のカン・ケ・イウ元所長を拘束、取り調べを続けている。
元議長は、故ポル・ポト元首相に次ぐ同派の実力者として、ポル・ポト政権崩壊後もヘン・サムリン政権に抵抗した。だが、98年4月にポルポト氏が死去し、同年12月にポト派の幹部、キュー・サムファン元幹部会議長と一緒に投降した。
現地からの情報によると、虐殺への関与については、最高幹部の1人として虐殺の立案や指示に携わったとする見方も強いが、昨年6月の産経新聞の取材に対しては、「(自らの責任については)法廷で話す」とだけ述べ、明確な回答を避けている。
約200万人を死亡させたとされるポル・ポト政権の元幹部を裁く国連支援の特別法廷は、カンボジア政府と国連間の約10年に及ぶ交渉の末に体制が整った。特別法廷の検察側は今年7月、ポト派幹部5人の捜査を判事に依頼していた。最高刑を死刑として2審制で行われる。
(2007/09/19 22:11)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070919/wld070919009.htm