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http://www.janjan.jp/culture/0706/0706117105/1.php
対イスラエル、学術交流をボイコットすべきか・英国UCU、討議を開始 2007/06/14
英国最大の大学教員組織「The University and College Union(UCU)」は、5月30日の年会で、イスラエルの西岸占領とパレスチナ人への人権抑圧に抗議するため、イスラエルとの学術交流をボイコットすべきか、今後1年間、討議することを158対99で決定した。 UCUの決定に対して早速、イスラエル側からは「イギリスはドイツよりも反ユダヤ的だ」などという反論が出ている。アメリカ数学会や物理学会はホーム ページで、直接の言及は避けながら、「学術交流は思想信条に影響されるべきではない」と述べた。そこでは、国際数学連盟の「回答7」や、2002年8月 27日アメリカ科学アカデミーが、イスラエルとの学術交流ボイコットに反対して出した「国際協力の重要性についての声明」を引用する形で、このボイコット に対する会としての見解を表明している(http://www.ams.org)。なおアメリカ物理学会も2002年に「イスラエルの科学者との交流をボイコットするのに反対する声明」をだしている。 もともとイギリスでは2002年4月、イスラエルによるジェニンの難民キャンプ侵攻を受けて社会科学者ヒラリー・ローズと生命科学者ステーヴン・ローズによって、学術交流ボイコットが提案されていた。 UCUのハント書記長は、BBCとのインタビューで「この決定は直ちにボイコットを支持することを意味するものではない」と答えているが、今回の決定によってイギリスの学術交流ボイコット(対イスラエル)が現実味を帯びてきた。今後のUCU内の討議が注目される。