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東京【仏大統領選 極右ルペン氏が攻勢 『決選』へ移民にも訴え】
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007040802006992.html
仏大統領選 極右ルペン氏が攻勢 『決選』へ移民にも訴え
2007年4月8日 朝刊
【パリ=牧真一郎】フランス大統領選の第一回投票(二十二日)を二週間後に控え、極右・国民戦線(FN)のルペン党首が、前回に続いての上位二候補による決選投票進出に向け攻勢を強めている。六日にはパリ郊外の移民街を訪れ郊外への遊説を避けている右派の与党・国民運動連合(UMP)のサルコジ党首との違いを強調した。
「私はサルコジ氏とは違う。隔離された郊外の状況から脱出する手助けをしたい」。六日朝、パリ郊外を訪れたルペン氏はこう表明した。移民系住民はメディア向けの短時間の訪問に冷ややかだったが、「サルコ(サルコジ氏)よりはいい」と評価する声も聞かれた。
サルコジ氏は一昨年秋、犯罪を起こす移民系若者らを「ごろつき」と呼び暴動に発展。五日にリヨンを訪れた際には反サルコジを叫ぶ若者らが待つ移民地区訪問を中止。ルペン氏はライバルの弱点をついた形だ。移民排除や白人優先を主張するルペン氏だが、今回は「不法移民の流入を阻止する」と述べるにとどめ、移民系住民との対立を避ける戦略を取っている。
ルペン氏は、二〇〇二年の前回大統領選で保革共存政権への不満を背景に予想を覆して社会党のジョスパン元首相らを破り、シラク大統領とともに決選投票に進出した。
七日発表の世論調査によると、第一回投票でサルコジ氏に投票すると答えた人は31・5%と頭一つ抜け、社会党女性候補のロワイヤル元環境相の23・5%、中道・仏民主連合(UDF)バイル党首の19%と続いた。ルペン氏は12・5%と四番手だが今後、勢力図が変わる可能性もある。
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