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朝日【仏大統領選のルペン・ショック再来に現実味 支持率上昇】
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http://www.asahi.com/international/update/0405/TKY200704050293.html
仏大統領選のルペン・ショック再来に現実味 支持率上昇
2007年04月05日17時08分
第1回投票を22日に控えたフランス大統領選で、右翼「国民戦線」のジャンマリ・ルペン党首(78)への支持が急上昇している。仏主要メディアは4〜5日、相次いで危機感を表明した。右翼が決選投票に進出したことで「ルペン・ショック」と呼ばれた前回02年の大統領選と同様の波乱を警告する内容だ。
「ルペンの落とし穴」。仏日刊紙リベラシオンは4日、右翼の急伸を1面トップで報じ、これまで既成政党が「決選進出はない」と油断している危険性を指摘した。
同氏の支持率はじわじわと伸びつつあったが、大衆紙パリジャンによると、最新の調査で2ポイント上昇して15%に。20%台の右派サルコジ前内相、左派ロワイヤル元環境相、中道バイル元教育相の有力3候補に迫っている。
高級紙ルモンドも、5日付でルペン氏のインタビューを掲載。「既成政党への反発が津波のように押し寄せている」とする主張を伝えた。
ルペン氏の従来の支持基盤は、雇用不安におびえる都市の労働者だった。だが今回はカトリックの影響が強く、極端な主張が受け入れられなかった農村部への広まりが指摘されている。
背景には、「欧州連合(EU)の農業政策が我々の利益を吸い上げて旧東欧などEU新加盟国に振り分けている」との不満がある。
ルペン氏と縁遠いと思われていた大都市近郊の移民街でも、頻発する若者の暴動や犯罪増加に反発する人々が支持を表明し始めている。
パリ第3大学のフレデリック・ボゾ教授(現代史)は「確かに右翼の伸びは著しく、決選進出の可能性を排除できない」と話している。
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