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【ZAKZAK】出版社「アスコム」夜逃げ? 関係者に広がる不安
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http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008022510_all.html
ZAKZAK 2008/02/25
出版社「アスコム」夜逃げ? 関係者に広がる不安
誰にも連絡取れず、書店は早くも「返品中」
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アスコムが3階に入居するテナントビル=東京・麹町
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NHKの人気番組「ためしてガッテン」などの定期刊行物や田原総一朗氏、松山千春ら有名人の関連書籍を多数発行する出版社「アスコム」(日暮哲也社長)が夜逃げ騒動に揺れている。東京・麹町にある同社には先週21日朝から、社員らが出社しなくなった。関係者の間では「誰にも連絡が取れない。給料や原稿料はどうなるのか」と波紋が広がっている。
同社が入居する東京・麹町のテナントビル3階。夕刊フジが22日午後、外からうかがうとオフィスの明かりは消え、人影はない。ビルに入り、社員らに直撃を試みようとしたがエレベーターはすでに3階に停止しない状態だった。
契約ライターによると、少なくとも21日朝から同社に電話をかけても誰も出ず、留守番電話に切り替わってしまう状態になったという。このライターは「万一(倒産)のことがあったら、原稿料はどうなるのか」と動揺を隠さない。
書店では、早くもアスコムの書籍を店頭から引き上げる動きが出始めている。東京・丸の内の大手書店では「倒産したとかしないとかなので書籍を返品中です」(従業員)と、同社はすでに“倒産”扱いされていた。
25日現在、そのような情報は確認できていないが、民間信用調査会社では「事業活動が確認できない」(幹部)。事業が停止しているのは確かなようだ。
アスコムは2002年7月にアスキーの一般書籍編集部門が分離独立する形で「アスキー・コミュニケーションズ」として設立。03年にアスキーとの資本関係が解消したことで、「アスコム」に社名を変更した。08年1月現在の従業員は43人。
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郵便受けは新聞や郵便物が無造作に溜まっていた
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主な定期出版物は、NHKの「ためしてガッテン」や「英語でしゃべらナイト」の定期刊行物のほか、田原総一朗氏が責任編集する「オフレコ」、松山千春の「月刊松山」などがある。
過去には「借りたカネは返すな!」「裏帳簿のススメ」などヒット作を送り出し、昨年は歌手・八代亜紀の美容本「舟唄ビューティー」や神田うのの「うの式 幸せのつくり方」、脚本家・一色伸幸氏の「うつから帰って参りました」などをリリースした。だが、話題になってもベストセラーが生まれない苦しい状況が続いていた。
そんな出版不況のなか、07年3月期の売り上げは前期比約14%減の15億1000万円に。一部出版部門の廃止や在庫整理で1億7400万円の特別損失を計上した結果、当期利益は1億9500万円の赤字に転落していた。
経営不振とはいえ、NHKの関連書籍を刊行し、知名度もある出版社。一体何が起きたのか。ある関係者は「出資者に見切りを付けられ、運転資金不足で困っているとのウワサは聞いた。出資者の撤退が引き金になったのかもしれない」と推測する。
「編集プロダクションなど関係者先だけで200社前後、契約ライターで400人前後の取引がある」(冒頭の民間信用調査会社幹部)という同社だけに関係者の不安は広がるばかりだ。
ZAKZAK 2008/02/25
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