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メディアの良心
Posted by 河野 太郎 on 2008/2/16 土曜日
仙台で、核燃料サイクル政策、とくに六ヶ所再処理工場を考えるフォーラムの講師を務める。
主催は六ヶ所再処理工場稼働阻止みやぎネットワーク。
高速増殖炉の商業化のメドがたたないときに、再処理工場を稼働させても意味がない、プルサーマルはあくまで敗戦処理であって、ウラン資源のリサイクルですなどといってプルサーマルがよいものであるかのような推進はおかしいと申し上げる。
わざわざ佐賀県から、プルサーマルに反対する方々がいらっしゃって、ご挨拶申し上げたが、六ヶ所の再処理工場は止めても全く問題がないのと違って、余剰プルトニウムを処理するプルサーマルは、余計な作業であるが、余剰プルトニウムの処理の代替策も考えねばならないということで、一概に全部止めればよいということでもない。
もっともプルサーマルができなければ、再処理してプルトニウムを取り出すことに対する逆風になるわけで、プルサーマルをさあやりましょうというわけにもいかない。
最終処分場の問題は、日本にとって必ず必要なものだから、それぞれの地域が反対なのはわかるが、どこかには必要になってくる。
質疑応答の中で、河野さん、一人で逆立ちしているだけで、あんた恥ずかしくないのか、当選四回じゃ、なにもできないだろうという声もあった。
でも、一人でもいうべきことは言わなければ、物事は変わらない。
基礎年金の全額税方式だって、あの総裁選挙の時は、河野太郎はバカじゃないかと言われたが、最近、自民党が河野太郎に追いついてきた。
エネルギー政策だって、そのうちに自民党が河野太郎にすり寄ってくるさ。
2月25日の夜には、TOKYO FMのデイリープラネットというラジオ番組で、Sugizoさんといっしょに約三十分、生出演する。(午後九時ぐらいから三十分)
テーマはもちろん再処理工場。
この問題を、スポンサーの意向があるからと、テレビや新聞が全く取り上げないということも、だんだんと多くの人が気づき始めている。
そして、マスコミもそういわれ始めていることに気がついている。
とうとうあの日本経済新聞が、核燃料サイクルの件で取材に来た。
へーえ、日経新聞が、核燃料サイクルのこと、記事にできるの、と冷やかしたら、かけるように頑張りますとのこと。
核燃料サイクルの記事が日経に出るか、それとも電力会社の広告が増えるか、日経新聞の良心がどの程度のものか、どうぞ、読者のみなさん、ご注目下さい。
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