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巨人 大補強で腐った若手は去れ
1月18日7時1分配信 スポーツニッポン
首脳陣を前に挨拶する巨人・滝鼻オーナー
6年ぶりの日本一奪回を目指す巨人は17日、2月の宮崎キャンプに向けて原辰徳監督(49)以下1、2軍の全コーチ、スタッフが都内のホテルに集まり、スタッフミーティングを開催。冒頭で滝鼻卓雄オーナー(68)は首脳陣に熱血指導を厳命した。また、チームをサポートするためにヤンキースタジアムを参考にした総額2億5000万円に及ぶ東京ドーム一塁側ベンチ裏の大改修プランも明かした。
室内の空気がピンと張りつめた。会の冒頭で滝鼻オーナーは「“少しでもたるんだプレーをした者は東京ドームから去れ”“大型補強で(自分のポジションがないと)腐っている若手がいれば必要ない”という指導方針がチームの完全再建と長期的な戦力安定につながる」と首脳陣に“鬼指導”を厳命。原監督は約30分の熱弁を、真剣な表情で受け止めた。
昨季は5年ぶりのリーグ優勝も、クライマックスシリーズ第2ステージで中日に3連敗。球団は短期決戦でも負けない絶対的な戦力を形成するため、オフ期間中にラミレス、クルーン、グライシンガーの補強に成功した。それでも滝鼻オーナーは「大型補強だけでは勝利の女神は振り向かない」と断言。首脳陣が一堂に介する場で主力に「全力プレー」、控え組に「モチベーションの維持」を徹底させる指導を熱望した。
もちろん口だけではなく、サポート態勢も万全だ。球団は近日中にベンチ裏のロッカーを拡大するなど、改修工事に着手する予定。総工費は一流選手の年俸分に及ぶ2億5000万円だ。目玉は大浴場に新設される「ウォープール」と呼ばれる40度以下で若干の温度差がある複数の浴槽で、ヤ軍ナインはクールダウンや疲労回復などで使用しているという。昨夏にはヤンキースタジアムを視察し、前巨人の松井秀にも“ロッカー事情”を取材した滝鼻オーナーは「大改装することでシーズン中だけでなく、オフも選手がセカンドハウスとして利用したくなるようにしたい」と付け加えた。
キャンプ中の日程やオフに手術した選手のリハビリ状況などを再確認した原監督は「われわれの目的はひとつ。そのためには選手の力を100%引き出してファンに心から喜んでもらい、リーグ連覇と日本一を目指したい」と力説。大型補強により、若手の出場チャンスが減る可能性はあるが「戦わずして負けている若手では困る」と反骨心の芽生えに期待を寄せた。
猛ゲキで首脳陣に気合を再注入した滝鼻オーナー。日本一奪回へ巨大戦力は整えた。あとはタクトを振るう現場に一切のおごり、気の緩みは許さない。
最終更新:1月18日7時1分
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