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(回答先: 「委員長は強引」NHK会長選び、経営委員が異例の抗議(朝日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 20 日 09:54:46)
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_ebee.html
2007年12月20日 (木)
古森委員長が目論む常軌を逸した面通し会長選考
選考の場に候補者を連れて来て面通し!?
昨日の記者会見の場で菅原経営委員が公表したNHK経営委員会(12月13日開催)の議事メモによると、古森委員長と保委員、菅原委員の間で次のようなやりとりが交わされている。
「菅原委員 私は最終日の候補の中に内部OBの方を残していただきたいと思います。ノミネートしたその方のプロフィールは追ってお送りしたいと思います。」
「古森委員長 プロフィールを見たって人物の中身などわかるものではない。自分がノミネートする人物は、追って皆さんに直接御紹介したいと思う。ただし、そこで否定されると本人の面子がつぶれるから困る。」
「保委員 これは面子のためではなく、受信料を払っている視聴者にとって最良の人を選ぶことが大事なのだと思いますが。」
<中略>
「菅原委員 ・・・・・・もし古森委員長の連れてきた方が素晴らしい方であれば大賛成ですし、そうでなければ賛成しかねることになります。あくまでもその人の人物象です。名前を教えてもらわなければ判断の材料が無さすぎて、判断できないとしか言いようがありません。なぜ名前を出さないのですか。」
「古森委員長 それは今日は出せない。・・・・・・」
「菅原委員 古森委員長が連れてこられた方がもしもマスメディアから批判されるような人であれば、また受信料が下がるということも考えられます。その点は大丈夫ですか。」
「古森委員長 私自身も最初は経営委員長としてマスメディアから大いにバッシングされたが、今ではメディアからも大いに尊敬されている。多少マスメディアにたたかれて、受信料が下がってもそれは長くは続かないから大丈夫だ。
それでは、次回21日(25日のこと?−−醍醐補注)に1人だけ会長候補を自分で連れてきて紹介する。他に会長候補を今からでも出したい人がいたら、出してください。」
公共放送の長たる見識よりも「意中の候補者」の面子が大事?
人事において面接選考は珍しくない。選考委員にあたる経営委員の前で公共放送に関する候補者の所信、抱負、見識を確かめ、判断材料にするのは望ましいことでもある。というより、経営委員会が推す候補に加え、視聴者、市民が推す候補も含めて、すべての候補者に平等に所信表明の機会を与え、オープンな形で公正に会長を選考するプロセスを踏むことが求められる。
ところが、古森氏が言うやり方では、古森氏以外の経営委員は次回の会合の折に古森氏が連れてくるという人物の名前さえ、知らされず、面通しをしたその場で賛否の判断を求められることになる。これでは、その人物の経歴、見識等をあらかじめ調査し、質問の準備をすることもかなわない。
それどころか、古森氏が連れてくるという人物の面子を潰さないよう、会長として不可とはしないでほしいとまで釘を刺されている。これでは面接選考も名ばかりで実態は古森氏の「意中の人」を容認するよう強要されているに等しい。こんな専横な運営をするのでは、菅原、保両委員が告発をするのも無理からぬことであり、その勇気を私は讃えたいと思う。
それにしても25日の経営委員会の場に古森氏に連れられて現れるのは、いったいどのような人物だろうか? 私の想像力が乏しくなければ、そういう人物はなかなか見当たらないはずだが・・・・・・。
関連投稿―
NHK会長に求められる資質を理解できないNHK経営委員会(醍醐聡のブログ)
http://www.asyura2.com/07/senkyo45/msg/199.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 14 日
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