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(回答先: ヤフー記事見出し、大連立騒動トリオの読売・毎日・産経は額賀財務相の証人喚問がよほど困るようです。 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 11 月 30 日 09:21:11)
【主張】証人喚問中止 暴走やめ正道で勝負せよ http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071201/stt0712010322000-n1.htm
2007.12.1 03:22
このニュースのトピックス：主張
野党の単独強行という異例の事態になりかけていた額賀福志郎財務相に対する証人喚問が、江田五月参院議長の要請などを受け見送られた。
全会一致の慣例を破り、野党が多数決で一方的に開催を決めるなど問題が多く、予定通り週明けに強行すれば大きな禍根を残すところだった。見送りは当然だが、衆参ねじれ国会の下で、悪例を残さない対応となったことは評価したい。
民主党は、参院外交防衛委員会で前防衛事務次官の守屋武昌容疑者の証人喚問を行う際にも、与党抜きで開催を決めた後、全会一致の議決をやり直した経緯がある。
国政調査権を掲げて暴走を繰り返すのは、もうやめにすべきだ。法案審議を通じ、政府・与党と正面から渡り合う力量を示すことが先決だろう。
額賀氏の喚問は、「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者らとの宴席に同席していたかどうかが焦点で、民主党は額賀氏と守屋容疑者を並べ、対決喚問の構図を描こうとしていた。
政治ショーとしての効果をねらっていたのは明らかだ。守屋容疑者逮捕でそれがかなわなくなっても、額賀氏の喚問に固執し、共産党や国民新党などから慎重論が出され、民主党出身の江田議長による中止要請に至った。
攻防の舞台は参院だったが、小沢一郎代表も喚問を了承しており、党全体の問題といえる。与党が圧倒的多数を占める衆院では、小沢氏の政治団体が山田洋行から計６００万円の献金を受け、返還した問題も喚問の根拠になるといった脅しも自民党から聞こえていた。泥仕合になるところだった。
それにしても、額賀氏に疑惑があるように叫びながら、追及は中途半端で、真相は藪（やぶ）の中−では、国民不在のドタバタ劇でしかない。自民党に「学芸会のような国会戦術」と言われたのでは、民主党も不本意だろう。
本題の新テロ対策特別措置法案は参院での審議が始まりつつある。民主党幹部からは「審議や採決を引き延ばす意図はない」との発言も聞かれるが、言葉通りに審議を促進すべきだ。
政府・与党には、会期の再延長や衆院再議決について責任を持って判断することを求めたい。不正常な喚問の回避を契機に、与野党はもっと本来の仕事をすべきである。
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