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http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007101302055995.html
「ビーイング東海版」休刊 ネット時代「有料誌」の役割終える
2007年10月13日 朝刊
転職者向けの有料求人情報誌「B−ing(ビーイング)東海版」が、今月八日に発行された十月十五日号を最後に休刊した。東海三県(愛知、岐阜、三重)をエリアに一九八八年に創刊し、転職時代を象徴する情報誌として親しまれてきたが、インターネットや無料のフリーペーパーで職を探す人が増え、その役割を終えたとしている。
発行元のリクルート広報部などによると、ビーイング東海版は関東版、関西版とともに創刊。八〇年代後半−九〇年代前半のバブル景気に伴う企業の中途採用増を背景に、単なる求人情報に限らず、スキルアップの方法や自分磨きの特集記事なども掲載し、転職社会の到来を促した。現在の価格は二百十円で、書店やコンビニなどで販売されていた。
ただ、バブル崩壊後は掲載する求人件数が減りページ数、発行部数とも減少。東海版の発行部数は二〇〇三年に二万部を超えていたが、最後の十五日号は一万八千部にまで減っていた。リクルートによると、関西版についても十一月二十八日発売号で休刊する予定。
ビーイング東海版の高畑裕一編集長は「創刊時は転職イコール“ドロップアウト”の印象が残っていたが、今ではキャリアアップの手段として当たり前になった。多少はその担い手になることができたのでは」と、社会的な意義を強調した。
リクルートは今月十五日から東海三県で無料の求人情報誌「タウンワーク社員」を新たに発行、転職者向けの情報も掲載するという。
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