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【産経政治部は他山の石】亀田親子は“パフォーマンス”ではなく“筋金入りのワル”だった。相撲…改めて問われる「品格」産経抄
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投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 10 月 13 日 14:46:41: 4sIKljvd9SgGs
 

【産経抄】亀田親子は“パフォーマンス”ではなく“筋金入りのワル”だった。相撲、柔道…改めて問われる「品格」
1 :どろろ丸φ ★:2007/10/13(土) 09:49:11 ID:???0
ボクシングの亀田3兄弟とその父親の「ワル」ぶりには「定評」がある。もっともそれは、話題に
なるためのマスコミ向けパフォーマンスかもしれないという気がしていた。だが一昨日の大毅
選手の試合をテレビで見て「筋金入り」のように思えてきた。

▼相手のチャンピオン、内藤大助選手を「ゴキブリ」とののしったうえ、反則を連発、最後は内藤
選手をかつぎ上げて投げてしまった。最近ボクシングのルールが変わったのかと思ったほどだ。
結果的には33歳のチャンピオンの人気を高めただけで終わった。

▼この試合についてサンケイスポーツ評論家の矢尾板貞雄さんが同紙に書いた一文が的を
射ていた。「何が何でも倒せばいい、という考え方では結局勝つこともできない」と大毅選手に
忠告する。「ボクサーの品格」をしっかり認識してから再起してほしいとも述べておられた。

▼矢尾板さんは元東洋フライ級チャンピオンである。それだけにこの言葉には重みがあるが、
「勝てばいい」で「品格」を失いつつあるのはボクシングだけではない。日本伝統の柔道や相撲
の世界も「国際化」とともに急速にこの傾向が強まっている。

▼柔道では相手に襟や袖を持たせず、足などを取るレスリング型が横行している。しっかり組ん
で技をかける日本の柔道はもはや風前の灯火(ともしび)のように見える。相撲の方も、礼儀が
失われたうえに取組も跳んだりはねたりという「品格」とはほど遠い土俵になってしまった。

▼勝ち負けよりも品格や型を重んじてきたのが日本の武道である。ボクシングのような外来の
スポーツでも日本人である以上、それを軽視していいわけがない。むろん政治家や経営者、
それに一人一人の生き方にも必要なのは言うまでもない。

産経新聞:http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071013/trd0710130259001-n1.htm



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