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【政治ネットモニター調査】
福田支持の過半数『安倍不支持』だった 自民離れ歯止め? 居抜き人事は低評価
2007年10月1日
本紙は三十日、福田政権発足に伴い、政治ネットモニターを対象に実施した意識調査の結果をまとめた。
福田政権について「支持する」「どちらかというと支持する」と答えたモニターは計45・9%、「どちらかというと支持しない」「支持しない」は計54・1%と、「不支持」が「支持」を上回ったが、八月下旬の安倍改造内閣発足直後に行った前々回調査(支持25・5%、不支持74・5%)と比べれば、支持するモニターが増えた。
福田政権を支持する百六十二人について、安倍改造内閣発足直後の回答を調べたところ、安倍政権を「不支持」「どちらかというと不支持」と答えていた人は53・7%で、福田支持層は、末期の安倍政権を見放していた層もかなり取り込んだといえる。
ただ、内閣改造・自民党役員人事への評価は「あまり期待できない」「まったく期待できない」(計62・6%)が、「大いに期待できる」「まあまあ期待できる」(計31・7%)を大きく上回り、居抜き人事への評価は高くなかった。
福田人事に対する印象をキーワードで聞き(複数回答可)、八月下旬の安倍改造人事の際の調査と比べたところ、「手堅さがある」と答えたモニターが13ポイント増。逆に「清新さ」については「ない」と答えたモニターが、12ポイント近く上回った。
閣僚の顔ぶれが、安倍改造内閣とほとんど変わっていないことを考慮すると、「手堅い」「清新さがない」は福田首相に対する評価と直結しているといえる。
首相が「背水の陣内閣」と自称する福田内閣をモニターにも命名してもらったところ、「派閥回帰」内閣など、派閥政治のマイナスイメージをとらえた名称が多かった。「中継ぎ」など短命を予感させる名や、「自民党政治幕引き内閣」など、政権交代を予想する名も目立った。
首相が優先的に取り組むべき課題(複数回答可)については、「年金問題など、生活に密着した政策」(84・4%)がトップ。「政治とカネ」(59・2%)、「中央と地方の格差是正」(35・4%)も多かった。
インド洋での海上自衛隊による給油活動については「一度中止して再検討すべきだ」(47・9%)「もう終わりにすべきだ」(25・8%)との継続否定派が、「継続すべきだ」(21・2%)を上回った。
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政治ネットモニターの分析、執筆は政治部・金井辰樹、高山晶一と東京本社選挙調査室・須藤英治が担当しました。
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