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【拡散し、流砂化する世論】コラム:対米強硬姿勢に喝さい 政治家悩ます世論の振幅=毎日新聞
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/362.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 9 月 08 日 16:09:06: 4sIKljvd9SgGs
 

【政治】コラム:対米強硬姿勢に喝さい 政治家悩ます世論の振幅=毎日新聞
1 : ◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★:2007/09/08(土) 09:27:52 ID:???0
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/globaleye/news/20070908ddm007070152000c.html

民主党の小沢一郎代表とシーファー駐日米大使の会談が、いまなお駐日外交団や外国人
特派員の間で取りざたされている。

インド洋で海上自衛隊から洋上給油を受けているG7のある駐日大使は「本来だとわが国も
小沢代表に対して給油活動の継続を要請しなければならないが、米大使に対する対応を
見ておじけづいた」と半分冗談気味に私に語った。

先月8日、党本部をたずねたシーファー大使との会談で、小沢代表はテロ対策特別措置法の
延長に改めて反対したが、45分間のやりとりは報道陣に公開された。外交団の一部には
「米大使は非礼な扱いを受けた」との思いがある。

ただある外国通信社の支局長の見方は違う。「米大使は小沢代表に会う数日前、外国人
特派員の何人かと懇談したが、『ぜひとも小沢代表と会わねばならない』と強調していた。
こうした接触は目立たぬようにやるものだが、米大使はテロ特措法の重要さを公開の場で
日本世論にアピールしようとしたのではないか」

党本部に自ら出向き、映像で流されることを承知したのは、米大使なりの計算があったと
いうのだ。「しかし結果的には小沢代表の方が一枚上手で、政局を支配するのは民主党で
あることを衆目に見せつけた」と指摘する。

私が興味をもったのはこの後の世論のリアクションである。ある民主党幹部によると会談後、
党本部に「よくやった」との電話が殺到した。「米国に言うべきことを言った」ことへの称賛だが、
この幹部は「米国に留飲を下げたという思いがあるのが気になる」と懸念を口にした。

>>2に続く


2 : ◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★:2007/09/08(土) 09:28:09 ID:???0
>>1の続き

いま党派を超えて、政治家たちにはとらえどころのない世論に対する不安があるようだ。
最近、韓国・釜山で行われた日韓シンポジウムで、圧勝したばかりの当の民主党議員が、
05年の衆院選では自民党が一方的に勝った例を引きながら、「いくらなんでも極端すぎないか」と
述べた。

この世論の極端な揺れの背景には、グローバリズムへの不安、世界における日本の存在感の
相対的低下とそれへの不満、日本の立ち位置の模索など、さまざまな理由があるだろう。
ただつかんだと思ったら、スルリと手中から逃げていく世論に、「世論の実体はどこに
あるのか」という思いが政治家にはあるようだ。

拡散し、流砂化する世論は、劇場型政治に容易に反応する。小沢・米大使会談に「よくやった」と
留飲を下げたのも、北朝鮮に対する対話路線への転換など、米国への心理的反発が下地に
あった。世論に耳を傾けつつ、世論に流されない。政治家にとっても世論との向き合い方が
難しい時代である。

−以上−

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