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【SUNDAYウォッチ】小池防衛相のテレビ利用術 [JANJAN]
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投稿者 white 日時 2007 年 8 月 20 日 19:58:55: QYBiAyr6jr5Ac
 

□【SUNDAYウォッチ】小池防衛相のテレビ利用術 [JANJAN]

 http://www.janjan.jp/media/0708/0708191024/1.php

【SUNDAYウォッチ】小池防衛相のテレビ利用術 2007/08/20
 先週は主役の安倍首相を喰ってしまうほどの強力な脇役2人が、テレビの話題をさらった。小池百合子防衛相と守屋武昌事務次官である。安倍政権のマドンナと防衛省の天皇のバトルは、内容よりもビジュアルで視聴者の興味をひいた。小池大臣はキャスター出身だけにテレビを上手に使い存在感をアピールした。テレビの使い方は小泉さん以上かもしれない。

■報道2001(フジテレビ)

●元北朝鮮高官単独インタビュー
ゲスト: 武貞秀士(防衛省防衛研究所統括研究官)、黒田勝弘(産経新聞ソウル支局長)、石破茂(元防衛庁長官)

 以下脱北高官のコメント(抜粋)―

 北朝鮮は危険が伴ったとしても必ずミサイルを撃つ。ターゲットは日本、沖縄。北朝鮮はミサイルに名前をつけていない。ミサイルは射程距離で名前をつけている。ノドンは中国から技術供与を受けた。

 去年の実験は最終段階。最新核弾頭の実験だった。金日成死去の時点ですでに初期段階の核弾頭はできていた。北朝鮮は政治的威嚇ではなく、ミサイルを飛ばすということをわかってほしい。ミサイルに搭載できる小型化された核弾頭を10個。金正日は核をすべて放棄するはずがない。必ず隠し持っている。

石破元防衛庁長官:
 小型化が早いスピードで進展しつつある。去年の実験で小型化に成功した、という見方もできる。MDは完璧ではない。冷戦時代、北欧諸国はソ連のミサイル脅威に対して避難訓練をしていた。

黒田ソウル支局長:
 韓国は対北融和ムードなのでミサイルと聞いてもピンときていない人が多い。高官といっても軍部などではなく技術者の印象を持った。

武貞統括研究官:
 我々が考えているより相当早く進んでいる。

――
番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★
映像と演出:★★

■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●小池防衛相VS守屋次官、痛み分けの真相

 小池さんの留任は難しくなった。どちらに軍配を上げるのかは官邸として難しい。守屋次官は自分を再任する人事案を出していた。小池さんとしては尋常なやりかたではできないと思い、リークした。誤算は官邸、安倍さんの危機管理が問われてしまったこと。大臣も次官もやりすぎ。守屋さんのほうが罪深い。任命権者にタテついた〜岸井成格・毎日新聞特別編集委員〜

 部下をコントロールできなかった小池さんの管理能力が問われた。重要なことを携帯電話で知らせようとした。盗聴防止装置のついた携帯を使わなければならない〜浅井信雄・国際政治学者〜

●米国で波紋広がる13年前のチェイニー発言
●イラク最悪のテロ

 チェイニー副大統領が1994年、今のイラクの混乱を予想するかのようなコメントをしていた。それが米国のケーブルテレビで放送され、波紋を広げている。

 湾岸戦争でバグダッドまで行くなと進言していたのはイギリスだった。アメリカ国民の間にはどうしてバグダッドまで行かないんだという不満もあった。ブッシュ大統領は漸次撤退するだろう〜浅井信雄氏〜

 1500億円を超す金をアフガンに、イラクには1000億円を日本は突っ込んでいる。衆参のねじれを機会に議論しなおすべきだ〜寺島実郎・日本総研理事長〜

●世界同時株安、円高

●大沢親分と張本のスポーツご意見番

――
番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★

■徳光のザ・サンデー(日本テレビ)
24時間テレビ「愛は地球を救う」のため休止

■日曜討論(NHK)
●原子力・エネルギー政策を問う
ゲスト:望月晴文(資源エネルギー庁長官)、近藤駿介(原子力委員会委員長)、桝本晃章(前電気事業連合会副会長)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所長)、秋庭悦子(消費生活アドバイザー)桜井淳(技術評論家)

 それでも「やはり原発は必要だ」とする側と「安全第一」を訴える側の平行線が果てしなく続いた。
 
――
番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★
映像と演出:★★

■サンデープロジェクト(テレビ朝日)
●安倍続投で何を目指すのか
ゲスト:中川秀直(自民党幹事長)

田原:中川さんは選挙前、安倍さんを義経に、自分を弁慶に喩えていた。立ち往生した時はどんな感じだった?

中川:年金、閣僚の相次ぐ失態がこたえた。

田原:前半は反自民だった。途中から反安倍になった?

中川:安倍さんの問題というより閣僚の問題だ。

星浩・朝日新聞編集委員:安倍さんの対応、危機管理能力が問われた。
中川:危機管理能力でしょうね。官僚たちのサボタージュが今ひどい。

参院選投開票日7月29日の対応について

中川:もう一度やり直せという意見もまとめて(安倍総理に)伝えた。総理は「考えてない」と言った。

田原:これまでの内閣はどこに問題があった?

中川:国民の政治不信を拡大しないためにも、政治とカネの透明度をたかめなくてはならいない。危機管理能力(があり)、年金、農業、地方の活性化についてメッセージ性の高い人を任命する。

田原:4年間の領収書を全部出す?

星:自分から出す人はいないですよ。(大臣に)なれば勝ちと思ってますから。

中川:(出して問題が発覚すれば)本人の責任です。やめてもらうしかない。

 安倍首相については「危機管理能力、国民の目線とずれているところを反省すべきだ」とずばり。

 小池防衛相と守屋次官のバトルについては―

中川:次官の抵抗が最大の問題。官僚のサボタージュは凄い。安倍さんと守屋を会わせた閣僚(※)に問題がある。

※中川幹事長は「幕僚」という言葉を使っていた。

電視解剖:
 幹事長を降りることが決まっているからだろう。恬淡と話す表情が印象的だった。何が何でも政権を守り抜くという迫力はすっかり消え去っていた。テレビはそれを雄弁に伝えた。活字メディアではこの雰囲気は伝わらない。

●攻める民主、守る自民
ゲスト:蓮舫、細野豪志、枝野幸男(民主)VS平沢勝栄、山本一太、石破茂(自民)

 早速、激突が予想されるテロ特措法について議論した。自民側(石破氏)は、小沢代表の考えを「国連至上主義」と批判した。安保理で1国でも反対したらお手上げだ、というのである。

 これに対して民主(枝野氏)は、なし崩しにズルズル行っていると反論した。どこまでがアメリカの自衛のためで、どこまでが国際社会のためなのかをオーソライズしなければならない、というのだ。

 高野孟・インサイダー編集長は「ここまで官僚になめられた政権をみたことはない。安倍じゃだめだと見られている」と斬り捨てた。

 枝野氏は「官僚を動かすには政策に通じていなければならない。安倍政権にはそれがない」と指摘。

 政治家は選挙がすべてというが、攻めまくる民主と防戦一方の自民を象徴するようなコーナーだった。

●世界同時株安
ゲスト:中原伸之(元日銀審議委員)、水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト)
――
番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★


(竹谷昇)

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