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□災害でさえワイドショーには「ネタ」なのか? [PJ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3234734/
災害でさえワイドショーには「ネタ」なのか?
2007年07月17日08時14分
【PJ 2007年07月17日】− 中越沖地震の報道を見ているが、いわゆる報道番組は生活情報を含めた各種情報を伝える努力をしているようだ。しかしワイドショーはどうだろう。より激しい被害、より悲惨な被災者を捜し求める姿は、12年前の阪神淡路大震災のときと何ら変わりがないように見える。
がけ崩れの現場へ行き、レポーターがことさら大げさに状況を演出する。家屋の倒壊現場の前に立ち「この家は完全に倒壊しています」などと、見れば分かることをいちいちマイクに向かって喋る。避難所へ上がりこんで、お年寄りや怪我をした人にカメラを向け、何か喋れとマイクを突きつける。
ライフラインは途絶し避難所の人数は増えているという。被災地で必要とされているもの、あるいは必要とされていないものを整理して情報として流すこと。公共の電波を預かる立場としてやるべきことは、まずそれが第一だろう。ワイドショーは被災地を心配するフリをして、じつは「はしゃいでいる」のだ。
しばらくネタには困るまい。確信を持っていえることは、もうすぐ「美談」が演出され始めるだろうということ。同時に政府や自治体の対応を結果論で批判する。しかしそれはワイドショーの底の浅さ、そしていかに信用できないメディアであるかを再確認する作業でしかない。【了】
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パブリック・ジャーナリスト 平藤 清刀【 大阪府 】
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