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□新聞契約苦情、悪質さ目立つ [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0707/0707138976/1.php
新聞契約苦情、悪質さ目立つ 2007/07/14
新聞販売契約に関するトラブルの相談を受け付ける「新聞契約トラブル110番」が7日、大阪市で開設され、予想以上にひどい契約実態が明らかになった。中には91歳の男性名義で21年間の契約を結ばせるという「公序良俗違反」ともいえるようなものもあり、実施した「消費者行政市民ネット」(代表・国府泰道弁護士)では新聞社や新聞協会に対して、販売適正化の申し入れを検討している。(関連記事:新聞購読契約の苦情に対応、新聞契約110番を開設へ)
集計によると全部で36件の相談が寄せられた。内容が内容だけにプレスリリースを各新聞社に発表したものの掲載したのは1社だけ。しかも大阪の地方版だった。それにしては他の110番相談に比べても相談件数は多かったという。苦情先の販売店としては全国紙4紙で95%を占めた。(相談事例一覧(PDFファイル):別ウインドウでご覧になれます)
60代の女性からの相談では「高齢の母(80歳)が認知症気味の父(91歳)の名義で契約書7枚、全21年間の購読契約を結ばされていた。亡くなったら子どもが引き継いで購読料を支払ってくれと言われた」というのがあり、21年間のうち252カ月をタダにする「無代紙」扱いになっていたという。
77歳の女性からは「自宅の庭で掃除をしていると男性2人が強引に庭に入ってきて、その場で新聞購読の勧誘を受けた。断ったが勧誘員にビール券の受け取りにサインをしてくれといわれてサインをしたところ、それが契約書だったようだ。販売店に解約を申し出たところ『勧誘者に直接申し入れないと解約できない』と言われた」との相談があった。
このほか「勝手に新聞が入り、販売店に問い合わせると主人の筆跡でもないサインがしてある契約書を見せられた。印鑑も押してあったが覚えがない」(49歳女性)、「30年間、取っていた新聞をインターネット新聞に切り替えたが、勧誘員にたまたま屋外で会ってしまい、しつこく勧誘された。怖くて仕方なく契約したが、1年後に解約を申し入れると『景品(サラダオイル、洗剤、米)をもらっておきながら今さら解約できない』と巻き舌で断られた」(58歳女性)など悪質さが目立つ。
さらに「10年間の契約をすれば2年間は無料」など無代紙による契約が多数あり、同ネットでは「新聞再販の維持を業界側が主張しているが、販売現場でその方針が崩れているのではないか」と指摘している。
新聞再販制度維持については日本新聞協会が2001年に「公取委がいまなお『競争政策の観点から著作物再販は廃止すべきである』とする考え方を撤回しないのは、全く理解できない」とする当時の渡邉恒雄・日本新聞協会会長の談話を発表、定価販売の維持を主張している。また、05年には定価販売を認める「特殊指定」の維持を訴える声明を同協会が発表している。
市民ネットでは今後、ホームページを立ち上げてその中に新聞販売契約に関する相談コーナーを設けたり、相談窓口の常設化を計画している。各新聞社や新聞協会に対して販売の適正化をするよう申し入れをすることも検討中で、新聞契約の適正化に向けて活動を続ける。
(山本ケイ)
▽関連記事
新聞購読契約の苦情に対応、新聞契約110番を開設へ [JANJAN]
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/121.html
投稿者 white 日時 2007 年 6 月 30 日 15:06:07: QYBiAyr6jr5Ac
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