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□単行本に供述調書引用、著者と出版元に販売中止勧告 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000512-yom-soci
単行本に供述調書引用、著者と出版元に販売中止勧告
7月12日20時41分配信 読売新聞
東京法務局は12日、奈良県田原本町の医師方で妻子3人が死亡した放火・殺人事件に関する単行本を書いたフリージャーナリストの草薙厚子さんと、出版元の講談社に対し、本の販売中止などを求める勧告を行った。
この本では、殺人などの非行事実で中等少年院送致となった元私立高校1年の長男の供述調書を引用しており、同局では「少年の成育歴などを詳細に記述したのは、プライバシーなどの人権の著しい侵害」と判断した。
法務省によると、1985年以降、雑誌記事に対する同様の勧告は8件あるが、単行本は初めて。勧告では、「被害の拡大防止」という表現で販売中止を求めたほか、少年らへの謝罪も求めているが、拘束力はない。
最終更新:7月12日20時41分
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□<少年調書引用>奈良・放火殺人で講談社と著者に謝罪を勧告 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000111-mai-soci
<少年調書引用>奈良・放火殺人で講談社と著者に謝罪を勧告
7月12日20時30分配信 毎日新聞
奈良県の医師宅で発生した放火殺人事件(昨年6月)を題材にした単行本「僕はパパを殺すことに決めた」について、東京法務局は12日、「加害少年の供述調書とされるものを引用するなど人権侵犯に当たる」として、発行元の講談社と著者のフリージャーナリスト、草薙厚子さんに関係者への謝罪などを勧告した。刑事告発、行政機関への通告に次ぐ措置で、被害拡大を防ぐため増刷中止などの措置も検討するよう求めた。【坂本高志】
講談社広報室の話 勧告を真摯(しんし)に受け止める。今後も少年法の精神を尊重しながら社会的意義のある出版活動を続ける。
草薙厚子さんの話 講談社と見解を一にしている。
最終更新:7月12日20時30分
□講談社と著者に謝罪勧告=少年調書「引用本」で−奈良医師宅放火殺人・東京法務局 [時事通信]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000092-jij-soci
講談社と著者に謝罪勧告=少年調書「引用本」で−奈良医師宅放火殺人・東京法務局
7月12日16時1分配信 時事通信
奈良県の医師宅で昨年6月、母子3人が死亡した放火殺人事件で、殺人などの非行事実で中等少年院送致された当時高校1年の長男の供述調書などを引用したとするフリージャーナリスト草薙厚子さんの著書「僕はパパを殺すことに決めた」(講談社)について、東京法務局は12日、プライバシー侵害の程度が著しく、人権侵害に当たるとして、草薙さんと講談社に対して関係者への謝罪と被害回復措置を講じるよう勧告した。法務省によると、著者に対する勧告は異例という。
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最終更新:7月12日18時42分
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