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(回答先: 萎縮してしまった日本のメディアはもっと元気を出せ 投稿者 フランクリン 日時 2007 年 7 月 08 日 15:04:46)
つい先日の産経、古森記者の「米占領軍慰安所設置の米軍命令」の捏造報道でもわかるとおり、右翼勢力の暗躍などの背景のもと、権力にかしずいた広報機関になり自己保身を計っていると考えるのが自然です。
米国のメディア批評の専門家だったと思いますが、米国のマスメディアの911テロ以降の米メディアの政府のプロパガンダ報道姿勢を批判する論説がありました。
「現代のマスメディが権力に隷属するのは、構造的な問題である。その昔と違って、今のマスメディアは一般の大企業と同じであり、メディア機関の企業合併などもさらにそれに拍車をかけている。しかも、近年は不動産からレジャーまで多角経営に手を伸ばすという営利最優先主義の状況においては、権力に逆らうことは経済的圧力を受けることを意味する。従って権力や右翼的な脅し勢力にいとも簡単に屈するようになってしまった。」という趣旨ものです。
昨今の報道は、経済を牛耳る支配者層に当たり障り無いところでは、国民のガス抜きをし、当たり障りがあることは支配層の意向に沿うという確信犯的な報道姿勢です。
つまり彼等の究極の選択は、経済的自己保身のため強者に従うということです。
構造的な観点からすれば大手メディアほど、政治の世界と同様自浄能力はないと言えます。従って、メディアの良識に訴えて解決する問題ではない。根本的にはこの不健全な企業構造を考え直すしかないのです。
我々国民として出来ることは、この「歪んだ報道の波」を嘆くのではなく、真に受けずに常に厳しく監視・暴露・糾弾していくことが、メディアの暴走を食い止める力なると思います。また、国内メディアが取り上げたくない事実を、諸外国の報道などを全訳して広く紹介する方法を考えるのも、偏向報道に対する批判眼を広めるのに大変有効と思います。
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