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吉本興業の「コミックヨシモト」、創刊号部数は15万部で「及第点」。 [Narinari.com]
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投稿者 white 日時 2007 年 7 月 07 日 17:21:56: QYBiAyr6jr5Ac
 

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□吉本興業の「コミックヨシモト」、創刊号部数は15万部で「及第点」。 [Narinari.com]

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吉本興業の「コミックヨシモト」、創刊号部数は15万部で「及第点」。

Web posted at: 2007/07/07 16:33
Written by コ○助

お笑い界の頂点に立つ吉本興業が、自ら出版界に殴り込みをかけたとして話題を呼んでいるマンガ誌「コミックヨシモト」。マンガの原作を吉本興業所属のお笑い芸人が手がけ、それをマンガ家が描き起こすという、「吉本色」が全面に出たマンガ誌なりよ。今年1月にその構想が発表され、2月にワニブックスと共同で「ヨシモトブックス」を設立。6月19日に創刊号が発売となり、コンビニや駅売店などに並んだなりね。

まだ実際に読んでいない人も多いと思うので、どのような作品を連載しているのか、代表的な作品をまずは確認しておくなり。

◎「コミックヨシモト」創刊号の連載作品(一部抜粋)
「いつか見た島」(原作:島田紳助 漫画:高田桂/アトリエモーティヴ)
「んなアホな!!」(原作:倉科遼 漫画:ナカタニD.)
「14歳」(原作:千原ジュニア 漫画:中川一良)
「ハローバイバイ関暁夫の都市伝説」(原作:ハローバイバイ関 漫画:野田正規)
「あとん」(原作:2丁拳銃 漫画:板羽皆)
「探偵事務所H・G」(キャラクター協力:レイザーラモン 漫画:永井豪とダイナミックプロ)
「OLちゃんダイアリー」(原案:ハリセンボン 漫画:北沢バンビ)
「水野キングダム」(キャラクター協力:水野透ほか 漫画:松田望)
「桂三枝の上方落語へいらっしゃ〜い」 原作:桂三枝 作画:高井研一郎

島田紳助、千原ジュニア、ハローバイバイ関、レイザーラモン、ハリセンボン、桂三枝……と、日々メディアで目にする人気芸人&タレントが携わる作品がズラリ。吉本興業のお笑いが好きなファンにとっては、興味をそそるラインアップなのは確かなりよ。でも、逆に言えば、この芸人&タレントの面々に興味が湧かなければ食指が動きづらいのも事実。そのあたりがほかのマンガ誌に比べると、ターゲットを絞りすぎているきらいがあるなりね。

実際にコ○助も創刊号を買ってみたなりが、まだ方向性を模索している段階ということを差し引いて考えても、ちょっと身内ノリすぎる印象を受けたなりよ。また、1月の構想発表時点ではターゲットを「20〜40歳代の男性」としていたなりが、諸般の事情があるとはいえ、表紙が吉本興業所属の芸人の絵というのは少しこのターゲット層に対して引きが弱いような気がするなりね。さらには、男性向けマンガ誌の必須項目とも言える「色気」が足りていないのも、懸念材料のひとつと言えそうなり。

さて、吉本興業は創刊号の販売目標を「30万部完売」と設定していたなりが、実際に明らかになった販売数は「15万部」(ゲンダイより)止まりだったなりよ。ほかの男性マンガ誌の発行部数を比較すると、その立ち位置が分かりやすいので、簡単にまとめておくなりね。

◎男性向けマンガ誌の発行部数(日本雑誌協会調べ)
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)
100.6万部 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)
99.8万部 「ヤングマガジン」(講談社)
90.5万部 「ビッグコミックオリジナル」(小学館)
58.0万部 「ビッグコミック」(小学館)
43.7万部 「モーニング」(講談社)
39.4万部 「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)
35.5万部 「スーパージャンプ」(集英社)
31.8万部 「ビッグコミックスペリオール」(小学館)
26.8万部 「ヤングキング」(少年画報社)
21.4万部 「週刊コミックバンチ」(新潮社)
21.4万部 「ヤングサンデー」(小学館)
21.3万部 「イブニング」(講談社)
19.6万部 「ヤングアニマル」(白泉社)
19.5万部 「ガンダムエース」(角川書店)
18.0万部 「ヤングチャンピオン」(秋田書店)
12.7万部 「アフタヌーン」(講談社)
(参考)「週刊少年ジャンプ」283.9万部、「週刊少年マガジン」215.1万部、「コロコロコミック」96.3万部

男性向けマンガ誌の頂点に立つのは「週刊ヤングジャンプ」。ライバルの「ヤングマガジン」とともに100万部ラインでデッドヒートを繰り広げているなりよ。「コミックヨシモト」の15万部という数字は、こうして見るとあまり多い数字ではないことがわかるなりね。ただ、ゲンダイには「某マンガ原作者」の話として「最近ではコミック誌の創刊号は10万部売れたらヒットといわれます。漫画業界に参入したばかりなのに、この数字は立派」と、業界では及第点の評価をする向きもあるようなりよ。

「コミックヨシモト」で出版業界に進出したのは、その先にある作品の映像化などの展開を見据えているから。でも、この立ち上がりではヒット作を見込むのは簡単ではなさそうなだけに、早々にテコ入れが必要になってくるかもしれないなりね。皆さんは「コミックヨシモト」を読んでみて、どんな感想を持ったなりか?

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