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□日経ダマされた!? 掲載記事めぐり告訴騒動に [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070216.html
日経ダマされた!? 掲載記事めぐり告訴騒動に
特許申請中の企業「秘密裏の事業盗まれ他社開発と書かれた」
日経に掲載された記事を巡り、特許詐欺騒動が起こっている。キャッシュカードなど磁気カードをほぼ偽造不可能に改良できる新技術を開発し、特許申請中のベンチャー企業が「秘密裏に事業化を進めていた技術が盗まれ、他社が開発したと日経に書かれてしまった」と激怒。近く関係者を詐欺容疑で刑事告訴するというのだ。
騒動の発端は4月22日付の日経朝刊3面で新技術が紹介されたこと。
『磁気カード偽造防止』『コストICの1/10』『地域金融向け』という見出しが並び、開発したのはベンチャー企業「トリニティーセキュリティーシステムズ」(東京)と書かれていた。この記事に驚いたのが、フューチャーテクノロジー研究所(同)だった。
フ社の杉山修社長のもとには記事掲載後、警視庁関係者から「なぜ、公開した?」という問い合わせや、取引先から「同じ技術が別の会社の名前で紹介されている」などの連絡が相次ぎ、意外な事実も浮かび上がった。
杉山社長はかつてト社に在籍し、独立した経緯がある。杉山社長は「昨年、この技術を使った試作機を作る際、ト社の元副社長に協力してもらっていた。その元副社長が隠れて試作機をコピーしていた」と話す。
元副社長は昨年、ト社やカード発行機などを扱う「ドッドウエル ビー・エム・エス」(上場廃止)の役員らと組み、新技術を企業に「売り込んでいた」(杉山社長)ともいうのだ。
フ社は昨春、新技術の特許を出願し、近く公開される見通しだ。新技術は磁気カードを簡単に偽造不可能に改良でき、偽造カードが使われた瞬間に偽造と判定できるため、警視庁も現行犯逮捕に繋がる新技術として注目している。
試作機を製作したメーカー関係者は「元副社長はフ社からはお金を取って、こちらには1銭も払っていない。元副社長の言うことは9割がウソです」と憤る。杉山社長らはト社に抗議したほか、近く元副社長を詐欺容疑で刑事告訴する。
ト社側の説明だと、昨年末まで元副社長が所属していた関連会社にカード偽造防止技術の開発を委託しており、元副社長やドッドウエル社と一緒に企業に売り込んでいたという。
ト社の林元徳社長は「相手の特許は公開前で、こちらは内容が分からない」と断った上で、自分たちもカード偽造防止の新技術を独自開発し、「6月1日に特許出願した」と説明。その開発に元副社長は関与していないという。
ところが、ドッドウエル社の役員らが日経の記者に説明し、記事に掲載された技術と、ト社が新たに出願した技術は違うものだという。
日経は新技術に関し、「現在特許庁に出願中で、公開特許公報にも掲載されています」と本紙の取材に回答。だが、ト社が過去に申請して公開中の特許と新聞に掲載された技術は全くの別のもので、ト社の新技術とも違っていた。
ドッドウエル社と元副社長は2日現在、夕刊フジの取材に回答を寄せていない。
磁気カードの偽造が大問題となるなか、ICカードを使った生体認証システムなどに切り替えるには膨大なコストがかかる。このため、経営体力のない地銀などの対応が遅れているのが現実で、新技術の開発に注目が集まっている。
ZAKZAK 2007/07/02
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