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□【SUNDAYウォッチ】年金―追い詰められた自民 [JANJAN]
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【SUNDAYウォッチ】年金―追い詰められた自民 2007/06/18
「年金不信」が止まらない。先週は日めくりのように新たな問題が明るみに出た。年金基本台帳を破棄した自治体が全体の1割もあったという。コンピュータのデータはいい加減なわけだから、すべてを突合させることはこれで不可能になった。先週、ワイドショーも含めて放送時間はトップだった。老後の生活がかかっている問題だから、当然最大の関心事となる。武部前幹事長が言うように1〜2週間で冷める問題ではなさそうだ。
■報道2001(フジテレビ)
●慎太郎節、炸裂
ゲスト:石原慎太郎(東京都知事)、中田宏(横浜市長)、桜井よし子(ジャーナリスト)
・朝鮮総連本部売却問題
朝鮮総連を監視する立場にあった公安調査庁の元長官が経営する投資顧問会社が、総連本部の土地・建物を“買い取った”。東京地検は登記上だけの偽装取引だとしている。売却(買取)の話を持ちかけたのは朝鮮総連の代理人で日弁連の元会長。折りしも18日には、整理回収機構が朝鮮総連に対して起こした628億円の返還請求訴訟の判決が出される。
登場人物が人物だけに「何故?」の疑問は高まる一方だ。
石原:総連は不可解な組織。本部の固定資産税を払わなければ競売にかけると言ったら、すぐに金を持ってきた。99%糊塗されていて怪しげな組織。拉致に手を貸していた。歴代の知事がなぜ課税しなかったのか、わからない。(政治家は)北朝鮮を訪問した時、ハニートラップ、マメートラップにかかる。
桜井:緒方さん(元公安調査庁長官)たちの動きは犯罪的。バブル崩壊で朝銀倒産の危機の時、1兆4000億円の国費を投入した。これには重鎮政治家が関与していた。このお金を取り返そうとしている時に、公調と総連の癒着(が明らかに)。公調と総連はナアナアと思ったほうがいい。公調はなぜ拉致を防がなかったのか?拉致に手を貸しているような組織を大使館などというのは、緒方さんは取り込まれている証拠。
・猪瀬副知事
石原:東京都のために有効だと思うのは政府税調の委員もしているし、政府との摩擦がいろんな形で出てきているから。
桜井氏は道路公団改革をめぐって猪瀬氏と厳しく対立した経緯がある。
桜井:猪瀬さんが中心になって道路公団改革をダメにした。『権力のピエロ』の中に詳しく書いている。変な権力志向、変な欲望を持たなければ素晴らしい副知事になる。
●後半は「年金問題」「国会会期延長」
ゲスト:片山虎之助(自民)、小川敏夫(民主)
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●年金問題
社会保険庁は遺物。ポストコンピューターの導入だとかいう際にこうしたトラブルが起きる〜岸井成格・毎日新聞特別編集委員〜
焼け太りにならないか。国民総背番号制ではないが、「総社会保障番号」がある。こんなズサンで〜寺島実・日本総研理事長〜
電話対応でできる問題か?〜浅井信雄・国際政治学者〜
●重要法案で対立
逆風のなか、起死回生はない。天下りと政治資金規正法案だけはどうしてもやっておきたい。あげる(成立)には(国会会期)延長せざるをえない。延長が7日以内になるかならないかで、参院選の投票日が違ってくる〜岸井成格氏〜
安倍さんはリーダーシップを勘違いしている。言ったことは何が何でもやらなければならないと思っている〜江川紹子・ジャーナリスト〜
小泉チルドレンたちが重要法案にどれだけ認識を持っているだろうか。会期延長して議論しても意味がない。本当に大事な法案なら衆議院を解散してでも問うべき〜寺島実郎氏〜
法案のどこが大事なのか議論が足りない。中味を検討する必要がある〜浅井信雄氏〜
●朝鮮総連本部売却事件
監視する組織と監視される組織。「蛇の道はヘビ」みたいなところがある。冷戦が終って監視対象がなくなった。オウムと北朝鮮で公調の存在が大きくなった。総連がガタガタになると公調の存在感がなくなる。阿吽の呼吸か〜岸井成格氏〜
じゃあ、オウムが危なくなったら助けるんですかね〜江川紹子氏〜
●大沢親分と張本のスポーツ御意見番
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番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★
■徳光のザ・サンデー(日本テレビ)
●体操:鶴見虹子
●元NHK集金人、バラバラ殺人事件
●茨城の保険金殺人事件
●楽天・田中が初完封
●早大・ハンカチ王子が活躍
●桑田、メジヤー初登板
●週刊男前ニュース
・高校野球、中田翔
・ゴルフ、石川遼
・V6 三宅健
・熊本県あさぎり町役場、4・半さま
・アントニオ猪木
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
■日曜討論(NHK)
●どう臨む終盤国会
ゲスト:中川昭一(自民)、松本剛明(民主)、小池晃(共産)、阿倍知子(社民)、亀井久興(国民新)
「年金問題」「国家公務員法」について討論した。
国民も政治家も焼け焦げになるほどヒートアップしている「年金論争」だが、亀井久興氏(国民新)は冷静で本質を突いた発言をした―「参院選挙が終ったら『年金国会』をやって国民が本当に納得できるシステムを作る」
会期延長―
小池晃氏(共産)の「9回裏で逆転されたから10回までやる、というようなもの」は、なかなか上手な比喩だ。
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番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★
■サンデープロジェクト(テレビ朝日)
●年金対決
ゲスト:大村秀章(自民)、長妻昭(民主)
年金問題を先頭に立って追及し続けてきた長妻議員と、安倍首相から問題の火消し役に抜擢された大村議員が、ガチンコ対決した。
ひとつひとつのデータについて根拠をあげて迫る長妻議員。対する大村議員は「民主党のここが違う」と表記したパネルを提示して反論するのだが、根拠はなく、すぐに長妻議員から否定された。
消えた年金はゼロになるのか?損をする国民はどれ位いるのか?政府はどうしてデータを出さないのか?激しく田原から問い詰められた。経済ジャーナリストの財部誠一が、けんか口調で大村議員に迫った。「待てヨ。俺のいうことを聞けヨ」
財部は次のように追及した―
ずさんな年金管理が去年の6月明るみに出ると『日本年金機構』を作るといい、次に消えた年金5000万件が出ると『第3者検証委員会』を設けた。うわものだけを作ればすむことに国民は怒っている。大村さんは民主党の悪口を言ってるだけで、政府の責任というものを感じていない。
【電視解剖】
大村議員は半狂乱のごとくなって「数字が違う。選挙前だから煽っている」などと口走った。言っていることに筋道もなく、ただ「民主党の言ってることは違う」とわめき散らすだけ。田原総一朗が議論の交通整理をしようとすると、顔を真っ赤にして「田原さん待って下さい。言わせて下さい」と静止も聞かず、壊れた蓄音機のごとく同じ発言を繰り返した。自民党はここまで追い詰められているのだろうか。テレビ画面で大村議員を見る限りそう思わせた。
●郵政民営化直前
24万人の巨大物流・金融グループの総帥、西川善文総裁に聞いた。
●イランの核開発は米が支援した
〜映像リポート〜
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番組評価
ゲスト:★★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★★
(竹谷昇)
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