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□「僕はパパを殺すことに決めた」著者らに奈良家裁が抗議文 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000506-yom-soci
「僕はパパを殺すことに決めた」著者らに奈良家裁が抗議文
6月5日15時5分配信 読売新聞
奈良県田原本町の医師宅で昨年6月、妻子3人が焼死した放火事件を巡り、殺人などの非行事実で中等少年院送致となった元私立高校1年の長男の供述調書を引用したとする本が出版された問題で、奈良家裁は5日、「非公開とされている少年審判に対する信頼を著しく損ない、関係者に多大な苦痛を与えかねない」として、著者と出版元の講談社に抗議文を郵送した。
この本は、フリージャーナリストの草薙厚子さんが執筆し、先月出版された「僕はパパを殺すことに決めた」。
講談社学芸図書出版部の話「事件の背景には虐待とも呼ぶべき勉強の強制や過熱する受験戦争があり、特殊事例として片づけられるものではなく、読者に真相を伝えるべきだと判断しました」
最終更新:6月5日15時5分
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□少年調書「引用本」を調査=法務省 [時事通信]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000059-jij-soci
少年調書「引用本」を調査=法務省
6月5日12時32分配信 時事通信
長勢甚遠法相は5日午前の閣議後の記者会見で、奈良県で起きた医師宅放火殺人事件で中等少年院に送致された少年の供述調書を引用したとされる書籍が先月出版されたことに関し「出版は、司法秩序や少年法の趣旨に対する一種の挑戦的な態度だ。少年やその家族の人権擁護の見地からも看過できない」として、人権侵犯事件として同省人権擁護局に調査を指示したことを明らかにした。
最終更新:6月5日12時32分
□「調書引用」本で抗議=医師宅少年放火殺人で奈良家裁−最高裁も遺憾の談話 [時事通信]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000053-jij-soci
「調書引用」本で抗議=医師宅少年放火殺人で奈良家裁−最高裁も遺憾の談話
6月5日12時2分配信 時事通信
奈良県田原本町の医師宅で昨年6月、母子3人が死亡した放火殺人事件で、殺人などの非行事実で中等少年院送致とされた当時高校1年の長男の供述調書などを引用したとするフリージャーナリスト草薙厚子さんの著書「僕はパパを殺すことに決めた」について、奈良家裁(前田順司所長)は5日、出版元の講談社と草薙さんに抗議書を出したことを明らかにした。
同家裁は「非公開とされている少年審判に対する信頼を著しく損なう」としている。
また、最高裁の二本松利忠家庭局長も5日、「事件関係者に多大な苦痛を与えかねず、遺憾」などとする談話を発表した。
最終更新:6月5日13時33分
□<奈良放火殺人>書籍に少年の供述 人権局に調査指示…法相 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000031-mai-soci
<奈良放火殺人>書籍に少年の供述 人権局に調査指示…法相
6月5日12時19分配信 毎日新聞
奈良県の医師宅で昨年6月起きた放火殺人事件を題材にした書籍に、殺人などの非行事実で中等少年院に送致された長男(当時高校1年)の供述調書などが引用されていることについて、長勢甚遠法相は5日の閣議後会見で、「人権侵犯にあたる可能性がある」と述べ、法務省人権擁護局に調査を指示したことを明らかにした。
この事件は、長男が放火したとされ、母子3人が焼死した。問題の書籍は、フリージャーナリスト、草薙厚子さんが著した「僕はパパを殺すことに決めた」(講談社)。先月に出版された。
指示した理由について、法相は「著者は調書や審判のやりとりを引用する形で執筆したと明言している。司法秩序、少年法の趣旨に対する挑戦的態度であって、一般的取材で報道されるのと格段に意味が違う」と述べた。また、奈良家裁も同日、講談社と草薙さんに「少年審判に対する信頼を著しく損なうもので誠に遺憾」とする抗議文を出した。
人権擁護局によると、85年以降で雑誌や出版物の掲載内容が名誉棄損などに当たるとして、勧告したケースは8件。大半が神戸連続児童殺傷事件をはじめとする少年事件を巡る内容だった。【坂本高志】
最終更新:6月5日12時19分
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