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□フジ豊田常務・テレ東島田専務の実力 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3169385/
フジ豊田常務・テレ東島田専務の実力
2007年05月21日10時00分
「あるある大事典」問題では、下請け頼みの捏造体質が批判され、営業面ではネット広告の躍進でパイの奪い合いが激しくなり……。民放テレビ局の社長も、かつてのように左うちわではいられないキビシー時代。そんな今年は2人の東京キー局トップが交代する。
●フジテレビ
「男気のある親分肌。社内に敵は少ないんじゃないですか」――フジテレビ次期社長の豊田皓常務(61)に対する、あるフジテレビ関係者の評だ。
成城大経済卒。若い頃に報道記者を経験後、営業畑へ。営業局長を経て取締役に昇格した。スポンサーや代理店に顔が利くだろうから、そのあたりは心強い。親分肌という点では、入社直後のこんなエピソードがある。
「鹿内信隆氏が絶大な権力を持っていた頃のこと。労働組合への弾圧があり、誰もが保身のため組合への加入を避けていたのに、豊田さんは同期でただひとり、あえて組合に入ったそうです」(前出のフジテレビ関係者)
フジサンケイグループを束ねる日枝久会長もかつて組合の書記長だったから、共闘師弟の関係か。
●テレビ東京
新トップになる島田昌幸専務(62)は、早大政経卒で日経新聞に入社した。中堅記者時代のこんなエピソードが、日経社内で有名なんだとか。
「御巣鷹のJALの墜落事故で大阪本社の経済部長が亡くなったのですが、その部長をたいそう慕っていた島田氏は、いち早く現地に入って、何日間も部長の遺体を捜し歩いたそうです」(日経新聞OB)
デスク時代には、部下が夜回りから帰って来るまでソファで寝て待つような、熱心な上司でもあったという。
「ひと言で言えば、これと思った親分には命を懸ける、古い時代の滅私奉公サラリーマンタイプ」(日経グループ関係者)
島田氏は、子会社の不正経理問題で引責辞任した日経のドン、鶴田卓彦氏が社長だった当時に、東京本社編集局長や社長室長を歴任している。
「つまり、バリバリの鶴田派。日経グループの人事に、今も鶴田氏の影響力があるという証左なんじゃないですか」(前出の日経グループ関係者)
テレ東に対しては、大株主の糸山英太郎氏が相変わらずの猛攻撃中。菅谷定彦社長は全面対決だったが、島田氏はどう臨むのだろうか。
【2007年5月18日掲載】
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