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□不二家騒動再燃 TBS井上社長の「鈍感」 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3168775/
不二家騒動再燃 TBS井上社長の「鈍感」
2007年05月20日10時00分
あれっ、一件落着したんじゃなかったっけ?
TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の放送内容(1月22日)で「捏造」が指摘され、TBSが「謝罪放送」したことは記憶に新しい。不二家が謝罪を受け入れたことで世間ではすでに終わった話とされていた。
ところがそうではなかった。15日、不二家の信頼回復対策会議議長を務めた郷原信郎桐蔭横浜大教授が、「朝ズバッ!」の不二家報道を巡って放送倫理・番組向上機構(BPO)に調査、審理をするよう要請したことで「捏造」問題がぶり返してしまったのである。
再燃の原因は、ナント! TBSの井上弘社長にある。4月25日、会見に出た井上社長は「朝ズバッ!」でお詫びしたことを伝えたところまでは問題なかったものの、次のくだりが波紋を呼んだ。
〈賞味期限切れのチョコレートを再利用したという根幹部分は信用性が高いと考えている〉〈証言者に弁護士が面談し、発言にブレがないなど信用性が高い〉と報道の正しさを主張。これでは謝罪を撤回しているようなもの。いったんホコを収めた不二家もさすがに黙っていられず井上社長あてに抗議文書を送らざるを得なかったわけだ。
放送関係者が顔をしかめてこう言う。
「TBSは昨年も白インゲン豆ダイエット法で健康被害者を出して社長が月額報酬の一部を返上した。この1月には関西テレビの『あるある大事典』の納豆ダイエットが捏造だったことがバレた。『朝ズバッ!』の捏造は、テレビの信頼が問われる中で起きたわけです。TBSには言いたいことがいろいろあるでしょうが、いまトップが語るべきことは、失われた信頼を回復するため襟を正していく姿勢を視聴者に伝えること。自分の正当性を語ることではないのです」
井上社長は世の中の流れを分かっていなかったのか。TBS関係者の間では「計数管理畑で世慣れていないせいでは?」「部下をカバったつもりかも」「『朝ズバッ!』の一件でグチっていたみのさんを気づかったんじゃない?」など、さまざま。
“生真面目”で“勉強家”だが“一言多い”というのが社内評。井上社長は、自ら火をつけてしまった不二家騒動にどう決着をつけるか。
【2007年5月17日掲載】
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