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(回答先: 楽天 VS TBS 対立が先鋭化 [J-CASTニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 16 日 19:06:07)
テレ朝外国人買い殺到「TBSと統合!?」市場に再編期待
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_05/g2007051419.html
テレビ東京は発行済株式総数に対する所有株式の比率
6月の株主総会を前に楽天VsTBSのバトルが再燃しているが、その陰で、テレビ朝日=写真=が市場関係者の間で話題になっている。最近、外国人が同社株を買いあさっているというのだ。そのため、同社の外国人議決権比率は2000年10月の上場以来初めて15%を突破したという。外資に狙われる背景には一体、何があるのか−。
【テレ朝はお買い得!?】
テレ朝によると、外国人議決権比率が3月31日付で15.11%になった。以前は約12%程度だったとみられる。
大量保有報告書によると、カナダの投資ファンド、マッケンジー・グループが昨年末時点でテレ朝株を6.13%保有。目的は「純投資」としている。これが、外国人議決権比率15%突破の大きな要因となったようだ。同ファンドは、日興コーディアルグループの大株主としても知られる。
放送法では、同比率が15%以上になった場合、6カ月ごとに同比率を公告するよう義務付けられている。
また、電波法では同比率が20%以上となった場合、放送免許が取り消されるという外資規制もある。ただ、そのような状況になったら、株の名義書換を拒否できると放送法では規定。放送免許を取り消されるような事態にはならないようになっている。
在京キー局のうち、日本テレビは19.99%、フジテレビは19.09%と上限近くで推移。TBSは7.26%だが、楽天の大量取得以前は19%台に達していた。
市場には「日テレやフジが上限ぎりぎりまで買われているのに対し、テレ朝はまだ余裕があるので物色されたのでは」との見方がある一方、「テレ朝株の割安さが目を付けられたのでは」(金融業界関係者)とみる向きも。
前週末11日終値時点のテレ朝の株価を1株当たり純資産で割った連結純資産倍率(連結PBR)は1.14倍。PBRが1倍を割り込む水準では、企業を買収して解散してもおつりが来る計算で、買収の対象になりやすいといわれている。
日テレ1.36倍、TBS2.04倍、フジ1.33倍、テレビ東京1.85倍と比べてもテレ朝株の割安さが目立っている。
【テレ朝は優良物件】
テレ朝は「現金」と償還期限が近い「現金同等物」の残高が昨年9月末時点で計589億円とキャッシュリッチ。一方、有利子負債はゼロの無借金と財務体質はいたって良好だ。東京の名所、六本木ヒルズにある本社の不動産も魅力的で、狙われやすい条件は整っている。
テレビ局の株をめぐっては、ライブドアがニッポン放送株取得を通じてフジテレビの経営支配を狙ったほか、楽天もTBS株を大量取得して経営統合を申し入れた。
電波法による外資規制があるため、外資系投資ファンドなど外国人投資家が直接、テレ朝を買収することは不可能。外資が絡むとすれば、買収や再編に伴う株価上昇期待から先回りしてテレ朝株を買ってくる可能性はあるが…。
ニッポン放送のような敵対的買収は「テレ朝に対しては難しいだろう」(市場関係者)というのが市場の見立てだ。
非上場の朝日新聞社が筆頭株主として33%超を押さえているほか、約16%を持つ第2位株主は東映だが、同社の筆頭株主はテレ朝。株式を持ち合う密接な関係となっている。
テレ朝が安定株主を固めているのは、過去の苦い経験の反省を生かしたものだ。1996年にソフトバンクの孫正義社長とメディア王として知られるルパート・マードック氏がテレ朝株約21%を当時の筆頭株主から取得した。この時は世論の反発を受けて、失敗に終わっている。
守りを固めているテレ朝だが、「TBSとの経営統合がウワサされたことがある」(同)というほど、市場では再編期待は根強いようだ。
楽天がTBS株買い増しの意向を公表した翌日の4月20日。東京株式市場では、テレ朝株が今年2番目の出来高(5251株)を記録。株価は一時、前日比1万4000円高の26万2000円まで上昇し、同24日には年初来高値となる28万8000円を記録した。
TBS問題に絡んで株価が動く側面もありそうなテレ朝。今後、市場が期待する再編が現実のものとなるのだろうか。
【主なテレビ局の外国人議決権比率】
日本テレビ 19.99%(06年10月時点)
TBS 7.26%(06年9月時点)
フジテレビ 19.09%(07年2月時点)
テレビ朝日 15.11%(07年3月時点)
テレビ東京 2.58%(06年9月時点)
ZAKZAK 2007/05/14
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