★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評5 > 394.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://news.livedoor.com/article/detail/3145272/
拷問の実態暴いたプロデューサーに禁固6月=エジプト裁判所
2007年05月03日09時00分
【カイロ2日】エジプトの治安裁判所は2日、同国警察の拷問の実態をまとめた番組を制作した中東の衛星テレビ局アルジャジーラの女性プロデューサー≪写真≫に対し、国益を損ねたとして、禁固6月と罰金3500ドルの実刑判決を言い渡した。司法筋が明らかにした。
判決を受けたホワイダ・ハヤ氏はエジプト国籍だが、現在は同局のカタール駐在。1月8日に番組の収録を終えて出国しようとした際にカイロ空港で拘束されて、その後起訴された。保釈金を支払って保釈された。
ニューヨークに拠点を置く人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、国際的な裁判の基準に達しておらず、メディアを脅迫していると批判。「『世界報道自由の日』を翌日に控えた判決は、エジプトが表現の自由に対して弾圧を強めていることを象徴するものだ」と指弾した。
ニューヨークに本部を置く民間団体、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は2日、「報道の自由が損なわれた上位10カ国」と題する報告を発表し、10カ国の中にはエジプトも入った。
国際人権団体、アムネスティ・インターナショナルも、この判決を非難。人権違反を決意を持って取材しようとする者を黙らせようとする恐ろしいメッセージだと指摘した。
エジプト当局は4月、テレビ・ジャーナリストでブロガーのアブデル・モネイミ氏を、アラブ世界の人権侵害を取材するためスーダンに向けて出国する際に逮捕した。また2月にも、別のブロガーが宗教や大統領を侮辱したとして、禁固4年の判決を言い渡されている。〔AFP=時事〕〔AFP=時事〕
▲このページのTOPへ HOME > マスコミ・電通批評5掲示板
フォローアップ: