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□【SUNDAYウォッチ】憲法記念日前に首相初訪米 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0704/0704294628/1.php
【SUNDAYウォッチ】憲法記念日前に首相初訪米 2007/04/30
1ヶ月に及んだ統一地方選が終わると、間髪を入れずに安倍首相は初の訪米に旅立った。大詰めを迎えた国民投票法案審議が首相の帰国を待つ。集団的自衛権を考える有識者会議も発足した。今週は憲法記念日がある。例年になく緊迫した記念日となりそうだ。そんな予感がした「SUNDAYウォッチ」だった。
■報道2001(フジテレビ)
●昭和史を振り返る
ゲスト:野田毅・元自治大臣/島村宜伸・元農水大臣/秦郁彦・歴史研究家
元昭和天皇侍従のト部亮吾氏が「A級戦犯合祀が御意に召さず」と記していた日記の一部が、報道された(朝日新聞26日付朝刊)。昨年7月には同様の富田メモの存在が明らかになっている。
野田元自治大臣と歴史研究家の秦氏は「やはり昭和天皇はA級戦犯合祀に賛成していなかった」との見解を示した。
平成天皇の御学友の島村元農水大臣は「懐疑的だ」とした。
筆者は歴史の専門家ではないが、聞いていて野田、秦両氏の言っていることの方に説得力があった。
●後半は安倍首相初訪米
―――
番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
■関口宏のサンデーモーニング(TBS)
●安倍首相初訪米
〜成熟した関係を強調〜
意志の確認など一定の成果があった。集団的自衛権は余計〜田中秀征・政治評論家〜
シンゾウ・ジョージに象徴されている。軽すぎてついて行けない。乗っていっちゃいけない。意図を感じてイヤ〜浅井慎平・写真家〜
従軍慰安婦問題はアメリカに言われたから謝る。スジも違うし見え見えだから紛糾する〜佐高信・評論家〜
一泊二日(の訪米)は最短。アジアとの関係で行くと歴史認識。日米関係も曲がり角〜岸井成格・毎日新聞特別編集委員〜
●集団的自衛権 有識者会議結成
集団的自衛権を行使しないのは、戦後日本の生命線。(対北朝鮮ミサイル防衛など)なるほどと思うものを突破口に持ってきて、変更しようとしている〜田中秀征氏〜
(憲法)9条を変えても集団的自衛権の(行使の)問題は残る。台湾、朝鮮半島で何かあった時にアメリカが不都合なので出てきた〜岸井成格氏〜
(集団的自衛権の問題は)右も左もポイントを押さえていないから世界に通用しない議論になっている。一般論としてしか議論していない。例えば自衛隊は海外に攻め込む力を持てないような形態にさせられている(にもかかわらずそれは議論の材料になっていない)〜小川和久・軍事評論家〜
【電子解剖】
カメラは引いたサイズで佐高信氏や田中秀征氏の顔を写した。あからさまに不愉快な顔をしていた。
●大沢親分と張本のスポーツご意見番
―――
番組評価
ゲスト:★★★
MC回し:★★★
映像と演出:★★★
■徳光のザ・サンデー(日本テレビ)
●ビーチバレー開幕、人気の浅尾選手に注目
●安倍首相初訪米
●徳光「巨人‐ヤクルト」を観戦
●江川、元木の巨人戦批評
いつものことだが、ザ・サンデーはこの日も「ジャイアンツ特番」と化した。
●植木等さん、さよならの会
―――
番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
■日曜討論(NHK)
●天下り規制
ゲスト:渡辺喜美・行政改革担当大臣/新藤宗幸・千葉大学教授
公務員制度改革法案の売りは天下り規制だ。その目玉といわれている「官民人材交流センター(別名:人材バンク)」について議論した。これまで省庁ごとに行っていた再就職の斡旋をこの「センター」で一括して行おうというもの。
これってどう考えても「天下り隠し」だ。国土交通省退職→道路公団の方がわかりやすい。不透明になることでかえって天下りを温存させることになりはしないか。
行政の内情に詳しい新藤教授が具体的な項目を挙げて追及すると、渡辺大臣は目を宙に泳がせながら「これは画期的な改革です。だから霞ヶ関が猛反発するんです」と内容のない強弁をした。
【電子解剖】
天下りに関する知識がない人でも、テレビに映る渡辺大臣が虚勢を張っていることはわかる。本当に天下りをなくしたいのなら、「官民人材交流センター」などというもっともらしい名前の人材バンクなど作らなくてもよい。法律に「天下りは禁止する。これに違反したる者は・・・の刑に処す」と書けばよいだけのことだ。
みえすいたウソは詐欺にもならない。
●今、地方は何をすべきか
ゲスト:麻生渡・福岡県知事/中田宏・横浜市長/中島興世・北海道恵庭市長
―――
番組評価
ゲスト:★★
MC回し:★★
映像と演出:★★
■サンデープロジェクト(テレビ朝日)
●原発トラブル隠蔽 再発防止策は
ゲスト:桝本晃章・電気事業連合会副会長
電力12社による自己調査の結果、原子力、火力、水力発電所でいわゆるトラブル(不適切な処理、不正)が過去に306件もあったことが明らかになった。このうち原発は97件に上る。
電力会社の隠蔽はなぜ起きるのか、それは改善できるのかを田原が聞いた。
田原:なぜ改ざんして隠蔽したのか?
桝本:これはいいわけができない。明らかにすれば建設中の原子炉に影響が出る。反対運動のほかに、国の(事故処理)手続きで時間がかかる。
1978年の事故(東電刈羽原3号機の臨界事故)はトップも知らなかった。職場のコミュニケーションがうまくいっていれば、ああいうトラブルはなかった。今後は情報を公開する。地域社会の視点を入れて。
【電子解剖】
電力会社は民放にとって超優良スポンサーだ。「よくこんなコーナーができたものだ」と感心する。高視聴率のなせる業だろう。
JanJan関連記事:【Webウォッチ】経産省処分は甘すぎる・原発臨界不祥事、など
●宮崎再生の秘策と課題
ゲスト:東国原英夫・宮崎県知事
86.7%と驚異的な支持率(宮崎日日新聞調査)を誇る東国原知事。
報道されている県政記者会との対立(*)について寺崎アナが聞いた。(* JanJanでも、「東国原知事 得にならぬ記者会とのイサカイ」(29日)で取り上げた)
知事:効率良くしませんか、という意味だった。定例記者会見は重要なテーマがなくても、あっても12時まで行う。
赤江アナ:新幹線がある町より山がある町のほうが今となっては地域の振興につながりますね。
知事:ハコモノは原則やらない。
東国原知事:(自分の)人気はいつまでも続くわけではないが、産業力はちゃんと高めておけば(宮崎の経済が)落ちなくてもすむ。そのためにも今、宮崎を懸命にピーアールしている。
●プロ野球改革
〜映像リポート〜
ゲスト:二宮清純
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番組評価
ゲスト:★★★★
MC回し:★★★★
映像と演出:★★★★
(竹谷昇)
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