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□[楽天]株買い増し表明で、TBSが買収防衛策発動検討へ|毎日新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/3127661/
[楽天]株買い増し表明で、TBSが買収防衛策発動検討へ
2007年04月20日08時55分
楽天がTBS株の買い増しを表明したことで、両社の緊張関係は更に強まりそうだ。TBS側に揺さぶりをかけ、膠着(こうちゃく)状態の提携交渉を打開するのが楽天側の狙いとみられるが、TBSは楽天の意図が敵対的かどうかを見極めた上で、買収防衛策発動の検討に入る構え。6月末の株主総会で防衛策に株主の承認を求める考えだが、楽天は3分の2以上の賛成が必要な特別決議を要求しており、総会での多数派工作が決め手になりそうだ。
楽天は05年10月に約1000億円を投じてTBS株を大量取得し経営統合を迫ったが、TBS側の強い抵抗に遭い、保有株式の約半分を信託銀行に預けて議決権を凍結。その後は話し合いを続けたが、信託期限が切れた直後の今年3月には楽天の三木谷浩史社長がTBSの井上弘社長と会い、事実上の買い増しを伝えた。
TBSの買収防衛策は、敵対的買収者以外の株主に新株予約権を付与し、買収者の保有比率を下げる内容。第三者機関の勧告を受け、株主総会の決議を経て発動する。TBSは19日「買収提案への対応方針に基づき、適切に対応する」(広報部)とのコメントを発表した。また、TBS幹部は楽天が既にTBS株を19.86%に買い増したことについて「敵対的であり遺憾だ」と話している。
TBSの防衛策は6月の株主総会で過半数の承認が得られなければ失効するが「安定株主が6割」(TBS幹部)とされ、承認される可能性は高い。楽天が特別決議を要求するのはそのハードルを高めようとするもので、一般株主からの委任状争奪戦も視野に、両社の対決ムードは高まりつつある。【工藤昭久】
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TBSは20日に臨時取締役会を開き、楽天の買い増し提案の妥当性について検討を始める。また、27日の定例取締役会では、TBS株を20%超保有することがTBSの企業価値向上につながるとする理由について楽天に質問状を出すことも決める方針。
弁護士などで構成するTBSの第三者機関「企業価値評価特別委員会」も27日に開催する。同委は楽天の提案などについて検討した上で、買収防衛策発動の是非をTBS取締役会に勧告する。
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