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□千草前社長が取締役に居残る関西テレビの驚くべき厚遇 [ゲンダイ]
千草前社長が取締役に居残る関西テレビの驚くべき厚遇 (ゲンダイネット)
「発掘!あるある大事典II」の問題をきっかけに、テレビ局の“捏造(ねつぞう)”や“やらせ”といった不祥事が続々と発覚している。その特権意識や構造的な問題も指摘され、余波はまだまだ収まりそうもない。
そんなテレビ業界の平均年収を改めて発売中の「フラッシュ」が報じている。数字は「週刊ダイヤモンド」(06年9月16日号)で明らかになったもので、トップはフジテレビの1575万円。以下、TBS(1560万円)、日本テレビ(1432万円)、テレビ朝日(1365万円)、テレビ東京(1219万円)、NHK(1163万円)と続く。テレビ局の高給ぶりにはいまさらながらビックリだ。
では、いまだに激震が続いている関西テレビの給与水準はどうなっているのか。同局は「あるある」の捏造問題で民放連除名という厳しい処分が下され、3日には千草宗一郎社長が引責辞任を発表したものの、取締役として居残ることになった。
「関テレは関西キー局でトップの優良企業。03年度、04年度には視聴率3冠を達成しています。平均年収はボーナス込みで1500万円、局長クラスで3000万円、部長クラスで2000万円は下らないといわれています。千草社長の年収は公表されていませんが、系列の東京キー局であるフジの村上社長の年収が約9000万円だから、8000万円近くはもらっているのではないか。“準キー局”の給料はキー局の9掛けといわれていますからね」(マスコミ関係者)
3日午後には出馬迪男会長らの留任、全役員の6月の賞与の返上、一部役員の報酬の返上などの処分も発表された。しかし、周辺からは「甘すぎる」という批判が続出している。普段の厚遇ぶりを考えれば、少しくらい報酬をカットしたところで痛くもかゆくもない。突き上げを食らうのも当然だろう。
“金満家”の関テレは、問題を起こした「あるある」の制作会社に破格の番組制作費を払っていた。
「『あるある』問題の外部調査報告書によると、番組制作費は3205万円でした。番組を1本作るだけで数千万円単位のカネが簡単に動くのだから、テレビ業界の金銭感覚がおかしくなるのも無理はない」(テレビ関係者)
周囲から「引責辞任」の声が高まっても、千草社長はトップの座に居座ろうとし、結局、役員として残った。カネがあふれているテレビ業界から離れたくないのに違いない。
【2007年4月4日掲載記事】
[ 2007年4月7日10時00分 ]
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