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http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/newproduct-technology/08033101.htm
08.3.31
携帯電話と悪性脳腫瘍の関連の”批評的レビュー”を行ったオーストラリアのトップクラス神経外科医・キャンベラ病院のヴィニ・クラナ博士が、携帯電話への頼りすぎは喫煙やアスベスト以上に人間の健康への脅威になる恐れがあると警告している。携帯電話を10年以上使うことで悪性脳腫瘍(癌)のリスクが2倍以上になる恐れがあるという。
彼は、送受話器から放出される目に見えない電磁波への人々の暴露を減らすための産業と政府による”即時かつ決定的な措置”と、携帯電話に少なくとも10〜15年の間重く依存してきたユーザーを観察する”堅固な科学的研究”を要請している。
ウエブサイト:brain-surgery.us. に公開された研究論文で、「この危険は、アスベストや喫煙よりもはるかに広範な公衆衛生問題になり、我々すべて、特に非常に弱齢の子供を含む若者世代に直接関係する」と言う。携帯電話よりも喫煙の方がまだマシという意味ではなく、携帯電話の方が影響を受ける人の数がはるかに多いという意味である。今、世界中で30億人が携帯電話を利用しているという。
Brain cancer fears over heavy mobile phone use,The Age,3.31
http://www.theage.com.au/news/technology/brain-cancer-fears/2008/03/31/1206850768836.html?s_cid=rss_technology
彼によると、携帯電話の電磁波が側頭部を熱するか、脳と熱電気的相互作用を行い得る一方、ブルートォース・デバイスと”非遮蔽”送受話器がユーザーの頭部を効率的な自己損傷アンテナに転換させる恐れがある。携帯電話の頻繁な利用や長時間の利用、特に同じ側の耳を使った利用に関連した脳腫瘍の報告が増えている。
この報道によると、産業団体・オーストラリアモバイル電気通信協会会長は、送受話器は厳格な科学的ガイドラインに従って設計され、作られ、試験されていると、クラナ博士の結論を拒絶する。彼は、いかなる最近のレビューも携帯電話やその無線基地局からの無線周波数電磁界への暴露が健康悪影響を引き起こしたとは結論していないとする2000年に発表された世界保健機関(WHO)のファクトシートを含む様々な研究報告の存在を指摘する。
しかし、WHOも、”知識が欠如しており”、健康リスクの評価の改善にはさらなる研究が必要、この研究の完成までには数年かかると言っている。そのうえ、クラナ博士は、気がかりなデータの大部分はこの12〜24ヵ月の間に現われたものだから、WHOのファクトシートは現在では不適切なものになっていると言う。そして、ニュー・サウス・ウェールズ州癌委員会のウエブサイトのファクトシートも、携帯電話使用の有害影響をめぐる懸念に根拠はないが、電磁界暴露の長期影響はほとんど何も分かっておらず、一層の研究が必要と述べているという。
クラナ博士は、習慣的携帯電話利用が開始されてから悪性脳腫瘍の診断が出るまでの時間は恐らく10〜20年、携帯電話が広く使われ始めたのは1980年代半ばだから、携帯電話と脳腫瘍の関連は未だ”決定的には立証”されていないと言う。この影響がはっきり観察されるようになるのは2008〜2012年だろう。しかし、携帯電話ユーザーの電磁波への暴露を減らし、ユーザーにあり得る危険を知らせるための産業と政府の即時の行動を正当化する証拠はすでに十分にあると言う。
彼は、電磁波暴露から適切に保護された携帯電話の利用、地上通信線や紙の利用、子供の携帯電話使用の制限などを提唱する。
主張の真偽がどうあろうと、今まで同様、筆者に限っては携帯電話の使用を永久に拒否しつづける。それは、人間、つまり人と人、人と自然とのあるべき関係を根本的に変えてしまったからだ。いい方向での変化もないわけではないが、たいていは悪い方向、不愉快極まりない方向への変化だ。特に電車内などでは、他人も自然(風景)も携帯のなかにしか存在しないかのごとくだ。
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