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(回答先: 日光浴の恩恵は皮膚がんのリスクを上回る?研究報告 = AFP 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 1 月 08 日 19:38:11)
http://www.naoru.com/sigaisen.htm
昔から日照量の少ない高緯度地域ほど、ガンの死亡率が高くなるという報告があった。国内でも、九州大学の溝上哲也・助教授が、47都道府県の1961年〜2000年のガン死亡率との相関を調べ、最近、専門誌に発表した。日照量が多い地域ほど、大腸ガンを初めとした消化器系ガンの死亡率が少なかった。
紫外線に当たると、皮膚の細胞でビタミンDが作られる。ビタミンDは、魚、卵など食品からも摂取できるが、白人の場合、皮膚がピンク色になる程度に太陽を浴びると、普段の食事からの摂取量の約100倍合成されるという。
ビタミンDは、骨の健康維持には欠かせない。肝臓や腎臓で活性化されると、ガン細胞の増殖を抑制して、正常細胞への分化を誘導する働きや、浸潤・転移を抑制する作用も知られている。
動物実験や試験管内実験でも、ガン細胞の発生・進展に対する抑制効果が多数報告されている。ヒトを対象にした疫学調査でも、血液中の活性型ビタミンDの濃度が高いほど、大腸ガンのリスクが低いことを示す報告がある。
ビタミンDが大腸ガンを予防する可能性は高い。国内の研究で日照量の多い地域で大腸ガン死亡率が低いことが示された以上、日本人で、紫外線とガンとの関連性を検証する必要がある。
日本人は肌にメラニンによる色素沈着があり、白人よりも紫外線による影響を受けにくい。皮膚細胞が遺伝子損傷から守られるが、ビタミンDが合成されにくいことにもなる。日本人は、どの程度の日光に当たるのが良いのか?。リスクとベネフィット(利点)を総合的に評価しなければならない(津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)」
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