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「心停止後」腎移植の5例に1例は、ドナーを殺して腎摘出している日本移植医療の実態
日本臓器移植ネットワークは、現在の臓器移植法で「臓器斡旋業者」として
公認されている団体だが、元々は横浜倉庫の小紫芳夫氏が個人的に
始めた腎移植あっせん団体が母体になっている。
小紫氏は近年、日本の移植事業を暗然と支配する人物として
いろいろと問題になった。
(例えば http://www.keiten.net/articles/welfare/050_03.html )
いま現在、日本臓器移植ネットワークのウェブサイト
(http://www.jotnw.or.jp/jotnw/flow.html)を見ればわかるように、
クエッショナブルな人々が運営トップに収まっている。
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たとえば……
理事長 筧 榮一 中央合同事務所 弁護士・元検事総長
理事 小紫 芳夫 横浜倉庫株式会社 代表取締役会長
理事 森 達郎 東京国際埠頭株式会社 取締役室長
理事 小林 陽太郎 富士ゼロックス株式会社 相談役最高顧問
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……と、前置きはともかく、最新の報道によれば「死亡後の腎臓提供」を
建て前にしながら、実際には、まだ生きている人々の「人工呼吸器を止めて」、
つまり病院で殺したうえで腎臓を摘出して、その「生きた腎臓」を使って
腎移植を行なっている事例が、「心停止後」腎移植の2割あまりに達しているという。
生きているうちに腎臓をえぐり出されるドナーの人たちは、そういう事情を
知って腎提供を申し出たのだろうか?
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(引用元:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007123001000139.html)
22%が延命中止ドナー 腎移植、9年間に280件
2007年12月30日 16時25分
死亡後に腎臓を提供する「献腎移植」のうち、心臓停止前に人工呼吸器を止めて延命治療を中止した提供者(ドナー)からの移植が、1995−2003年の約9年間に280件あったことが、日本臓器移植ネットワーク(東京)の集計で30日、分かった。同期間の心停止後腎移植全体の約22%を占める。04年以降は未集計。
終末期医療の現場で行われてきた呼吸器中止の実情の一端を示すデータとして注目される。個々のケースでどのような延命中止の判断があったかは明らかにされておらず、専門家は「移植のために延命中止を急ぐことがないか、妥当性の検証が必要」と指摘している。
移植にかかわったコーディネーターが1件ごとにコンピューターに登録した症例情報を基に、移植ネット統計解析委員会が04年に集計。それによると、95年4月から03年12月にかけ、心停止後の腎移植は全国で1279件あった。
(共同)
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