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「御福餅」も製造日偽装か 三重県と農水省、本社に立ち入り(中日新聞)
2007年10月30日 夕刊
偽装販売が発覚した「赤福餅(もち)」に似た伊勢土産のもち菓子「御福餅(おふくもち)」も製造日が改ざんされていた疑いなどがあるとして、農林水産省と三重県伊勢保健所は二十九日、製造・販売元の和菓子メーカー「御福餅本家」(三重県伊勢市)を、日本農林規格(JAS)法と食品衛生法に基づいて立ち入り検査した。三十日午前も引き続き検査に入っている。
「御福餅」は、餅や包装紙などが赤福と似ており、赤福餅が販売中止になってから売り上げを急増させていた。販売店などによると、同社も御福餅の販売を自粛した。
県などによると(1)実際の製造日より一日先の日付を包装紙に表示する「先付け」(2)消費期限を一日延ばして改ざん(3)原材料を重量順に「砂糖、小豆」とするところを「小豆、砂糖」としていた−の疑いがある。
農水省によると、偽装した商品は伊勢市周辺を除く名古屋、大阪方面や大手スーパーなどに出荷されていたという。同社は二十六日に三重農政事務所へ相談、県には二十九日に申告したという。
こうした「先付け」は現在の小橋正生社長が就任した一九八〇年には行われていたといい、少なくとも二十七年前から日常的に行われていたことになる。同社は夜間は製品を製造しておらず、製造年月日の偽装は配送の効率を高めるために行っていたとみられる。同社は二十九日の本社の取材に対し「立ち入り検査が行われている最中で、対応できない」と答えていた。
民間信用調査会社によると、御福餅本家は一八八三(明治十六)年創業。餅やアイスキャンデーを販売し、昨年九月期の売上高は約五億円。有限会社で従業員は二十五人。
販売自粛が決まった御福餅のパッケージ
◆ライバル事件後、売り上げ急増
御福餅本家のホームページによると、二百有余年前に宮川畔の伊勢参宮街道筋に茶店を開設したのが始まり。「代々庵餅の製造、販売を営み、参宮客の旅情を慰め好まれてきた」と由緒を誇る。時代とともに客の流れが変わり、一八八三(明治十六)年に現在地へ移転。一九二三(大正十二)年に「御福餅」の登録商標を受けたという。
御福餅の形や色、包装などは赤福餅とそっくり。年間売上高(昨年九月期)が約八十四億円の赤福と規模などは違うが、“ライバル”が店頭から消えてからは売り上げが急増していた。
三重県伊勢市内の委託販売店によると、三十日午前七時ごろに御福餅本家から「本日から販売を自粛させて頂きます」と連絡があった。同店によると、定休日の水曜日を除き、通常は毎日午前七時から八時にかけて御福餅が配送され、前日の残り商品を回収していく。売り切れた場合、注文すると追加配送してくれたが、赤福の偽装販売の発覚以来、午前中に売り切れ注文しても在庫がない状態だったという。
同県内の別の土産物販売店には二十七日に同社からファクスで、三十一日まで販売を自粛すると連絡があった。名古屋市内の取扱店には「一時自粛」の張り紙を二十七日に配達の担当者が持ってきたという。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007103002060532.html
赤福問題を契機に偽装を申告 御福餅社長が陳謝(中日新聞)
2007年10月30日 21時42分
三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー「御福餅本家」の製造日偽装問題で、同社は30日午後、同じ伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」の偽装発覚を受けて、自社の偽装を農水省などに申告したことを明らかにした。小橋正生社長が記者会見し「違反を認識し関係機関に相談した。お騒がせし深くおわびします」と陳謝した。
また、県は同日午後の記者会見で、御福餅本家が名古屋、大阪両市の販売店や全国展開する大手スーパーに出荷する商品で製造日の翌日の日付を付け消費期限を1日延長していたと発表した。
県によると、同社は1日約3000−4000箱のもち菓子を製造。うち4、500箱が大阪へ、700−1000箱が名古屋へ配送されていたという。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007103090214225.html
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