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向精神薬リタリン、適応症からうつ病を削除(読売新聞)
乱用が問題になっている向精神薬リタリン(一般名・塩酸メチルフェニデート)について、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は17日、効能からうつ病を取り下げることを認めた。
これを受け、同省は今月中にもリタリンの適応症からうつ病を削除する。
リタリンは、依存性が高く、強い覚せい作用があるため、患者の大量服用や医療機関による過剰処方などが問題となっている。
このため、適応対象だった難治性うつ病、遷延性うつ病と睡眠障害ナルコレプシーのうち、うつ病に関して、製造販売元のノバルティスファーマ社が「抗うつ薬がほかにもある」として削除を申請していた。
適応対象から除外されても、保険外の診療なら医師の裁量で処方が可能なので、同社は処方できる医師や医療機関、調剤薬局を登録制にし、流通を管理する体制を年内に整える。
ほかにこの日の部会では、薬効成分がリタリンと同じ注意欠陥・多動性障害の治療薬「コンサータ」について、承認申請中のヤンセンファーマ社が同様の流通管理体制を提案。同疾患の新薬として国内で初承認される見通しとなった。
リタリンの薬物依存患者らを受け入れる赤城高原ホスピタル(群馬県渋川市)の竹村道夫院長は「今回の措置で新たな依存者が増えたり、安易な大量処方は無くなると思われるが、ネット上での売買や非合法な取引が広がらないか心配だ」と話している。
(2007年10月17日21時29分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071017i113.htm
【 薬物乱用 】 (赤城高原ホスピタル)
http://www2.gunmanet.or.jp/Akagi-kohgen-HP/DR.htm
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