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基準値の1000倍ベンゼン 築地市場移転予定地 1カ所地下水から(東京新聞)
2007年10月7日 朝刊
東京都が築地市場(中央区)の移転予定地とする東京ガス工場跡地(江東区豊洲)の土壌汚染問題で、都の専門家会議(座長・平田健正和歌山大教授)は六日、予定地内で行った地下水・土壌調査の結果を公表した。六十六カ所の測定地点の中の一カ所で、地下水から環境基準の約千倍という高濃度の有害物質ベンゼンが検出された。
この測定地点は、以前の調査では比較的安全とみられていたことから、専門家会議は「見落としの可能性がある」と判断。十メートル四方ごとに測定地点を設け、きめ細かな再調査を行うことを都に求めた。
予定地の広さは、約四十ヘクタール。十メートル四方ごとに測定地を設けると、測定済みの地点をのぞいても、三千カ所以上での調査が必要となる。
具体的な手法は、来月の次回会合で決めるが、調査が長引くと二〇一二年度開業を予定する新市場計画にも影響を与えそうだ。
高濃度ベンゼンは、水産仲卸売り場の建設を予定する「六街区」の地表の約八メートル下で採取した地下水から検出された。東京ガスが〇一年に公表した調査結果では、この地点でのベンゼン濃度は、環境基準をやや超える程度だった。東京ガスは地表約三メートル下の地下水を調査していた。
平田座長は「想定外の場所から高濃度のベンゼンが検出されたことを、重く受け止めたい。他の場所でも同様の懸念があり、精密な調査が必要だ」と述べた。
都は「会議の議論を踏まえ、開業スケジュールに影響がでないよう対策を進めたい」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007100702054546.html
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