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http://www.yukan-fuji.com/archives/2007/09/post_10710.html
横綱・朝青龍のドタバタ劇でモンゴルの伝統的な治療法「泥療法」が話題になった。一方であまり知られていないが、モンゴルの伝統的医療「蒙医学」では岩塩を薬用に使っているという。日本では料理用として最近ブームになっているモンゴル岩塩だが、医療用として一体どんな使われ方をしているのだろうか。
日本でのモンゴル岩塩ブームの主役は、首都ウランバートルから北西1200キロのところにあるオブス湖周辺で採れる岩塩。パティシエの弓田亨氏が料理本で推薦していたり、エッセイスト・岸本葉子氏の愛用が雑誌で紹介されたこともあってか、「出荷量は昨年比倍増」(輸入発売元・ケイアイテイ企画の小田部満徳社長)という状況なのだ。
マグネシウムが含まれていないため苦味が少ない“甘い塩”なのも人気の理由のひとつといわれる。ところが現地ではこの岩塩、「神聖な塩(ジャムツダウス)」と呼ばれ、主に薬用に使われているという。
「モンゴルのほとんどの大きな病院に50センチ×500センチの木枠があり、この岩塩を敷き詰めて患者を素足で歩かせる。すると血圧が上下10ぐらい下がります」(小田部社長)
なぜ塩の上を歩いただけでそんな効果があるのかは、不明だとか。
また一般家庭では、胃が弱ったり、頭痛のときに食塩水にして飲むほか、荒れた肌に塗るといった使われ方をしているそうだ。数億年前はこの地域が海だったことから、凝縮して含まれている豊富な海洋性ミネラル成分がいいのではないかという。
蒙医学は中国医学と重なる部分も多く、医食同源を重視する。それにならって一度、薬用としても試してみてはいかが。
(2007.09.10紙面掲載)
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