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【ニッケイ新聞】
http://www.nikkeyshimbun.com.br/070925-23brasil.html
ブラジル国内ニュース
ニッケイ新聞 2007年9月25日付け
年間20万人が死亡=調査に見る喫煙の実態
【フォーリャ・デ・サンパウロ二十三日】十八歳未満お断りは表向き。法律をかいくぐって売られているのは、酒類だけではないことが再び実証された。
ダッタ・フォーリャの調査によると、喫煙者の六割が十八歳未満で喫煙開始。また、十八歳から二十四歳の青年層の喫煙者は二二%に上り、二十四歳までの喫煙開始者は七五%に上る。
また、最も喫煙者の多いのは三十五歳から四十四歳で、二十七%が喫煙者。この年代は、タバコの宣伝が無制限に行われていた年代生まれで、映画やテレビ等で喫煙シーンが頻繁に流れ、喫煙は優秀なグループのステータスシンボルというイメージを持たされた時代の人たちとも言える。ちなみにテレビでの宣伝は二〇〇一年に廃止された。
一方、〇二年から取り入れられたタバコの外箱の写真等、タバコの害についての情報が行き渡ってきたこと等が功を奏し、喫煙者の数は減少傾向にある。〇二年から今年八月にかけて十八歳以上の喫煙者は二六%から二三%、数にして三六〇万人の減少をみている。
この減少傾向は世界的に見ても大きく、ブラジルは過去十年で最も喫煙率が下がった国だという。ただし、この減少傾向は男女差があり、〇二年から〇七年の数字では男性は三二%が二七%、女性は二〇%が一九%の減少となっている。
調査では、タバコに絡む病気での死者は年間二十万人というが、喫煙者の八三%はタバコを止めたいと考えている。うち禁煙を試みたが失敗した人は六九%で、三十五歳から四十四歳の層では、タバコが習慣化している人も六九%(十六歳から十七歳では四六%)いる。禁煙は、自分の意志だけでは難しく、医師や心理学者などのオリエンテーションを受けながら、また、薬や鍼、ヨガなど、複数の方法を組み合わせながら行う方が効率的だという。
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