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三菱、日立も低強度の鋼材 エレベーター1492基で【中日新聞】
2007年9月7日 18時58分
フジテック製のエレベーターなどで強度の低い鋼材「SPHC」が使われていた問題で、三菱電機と日立製作所製のエレベーター計1492基でも設計とは異なるSPHCが使われていたことが7日、国土交通省の調査で分かった。いずれも建築基準法の基準を満たしており、エレベーターの運転に問題はないという。
製造元が鋼材「SS400」を発注したのに、SPHCが納入されるというフジテックの問題と全く同じ構図で、国交省は「適切な品質管理ができておらず遺憾」として三菱、日立の2社に厳重注意、原因究明と再発防止策の提出を求めた。
強度の低い鋼材の使用が新たに判明したのは、三菱が2003年7月から今年7月にかけ製造した1236基と、日立が1999年11月から今年6月にかけ製造した256基。
いずれもSS400の代わりに、流通性がより高く強度が3分の2程度のSPHCが納入され、かごの床補強や梁の部品として使われていた。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007090701000664.html
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