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感染源はオオコウモリか マールブルグ病ウイルス【中日新聞】
2007年8月23日 10時33分
【ワシントン22日共同】エボラ出血熱に症状が似たマールブルグ病のウイルスが潜み、人への感染源となる「自然宿主」は、アフリカに広く生息するオオコウモリの一種である可能性が高いと、米疾病対策センター(CDC)のチームが米科学誌に22日発表した。
近縁のエボラウイルスも自然宿主が3種類の別のオオコウモリであることを示す研究結果が、2005年に発表されている。自然宿主の特定は感染ルートの解明や予防につながるが、チームは「感染の危険がある地域は想像以上に広範囲かもしれない」としている。
チームによると、アフリカ中西部の5カ所で10種類、計約1100匹のコウモリを捕獲し、感染していることを示すマールブルグ病ウイルスの遺伝子や感染歴を示す抗体の有無を調べた。
その結果、285匹のエジプトルーセットオオコウモリのうち、ガボンの2カ所の洞窟で捕獲した4匹から遺伝子を、同じ洞窟の29匹から抗体を検出した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007082301000161.html
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