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邦人 相次ぎ臓器移植 中国・広州 禁止令に抜け道【東京新聞】
2007年8月14日 朝刊
【北京=新貝憲弘】外国人に対する臓器移植を厳しく制限した中国で、日本人二人が今月、腎臓移植手術を受けていたことが十三日分かった。月内にもさらに二人の日本人が腎移植を予定しており、四人はいずれも観光名目で七月中に入国していた。中国政府は旅行目的で訪中した外国人への臓器移植を禁止しているが、抜け道があることが明らかになった。
日本人患者にドナーを紹介する民間非営利団体(NPO)「海外医療臓器移植支援ボランティアセンター(OMTAC)」(大阪府)によると、腎臓移植を受けたのは奈良県の四十代男性と兵庫県の六十代女性。今月三日に広州市内の病院で手術を受けた。愛知県の三十代男性と埼玉県の六十代男性も同じ病院で手術を予定しており、同病院ではカンボジア人四人も移植を受けたという。
中国では今年五月、臓器売買を禁じた「人体器官移植(臓器移植)条例」を施行。七月には中国衛生省が、旅行目的で訪中した外国人への臓器移植を禁じる通知を出した。今回のケースはこの通知に反するが、OMTAC関係者は「現地の公安当局に事情を説明し、入院目的で滞在することで許可を得てビザ(査証)をもらった」と説明、問題はないとしている。
中国紙「南方週末」によると、中国での腎移植件数は一九八一年の八百件から二〇〇四年の六千件と急増。
外国人への移植費用は二十五万元(約四百万円)程度と他の国に比べて安いため、米国に次ぐ「移植大国」として中東や日本、韓国、欧米など世界各地から患者が渡航している。
しかし、移植で使われる臓器の大半は死刑囚のものとされ、人権上の問題があるほか、国内患者への臓器提供に応える目的から、中国政府は外国人に対する臓器移植の制限を進めていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007081402040828.html
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