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中国で今度は「人工卵」 添加物で製造、地元紙報道【東京新聞】
2007年8月14日 18時08分
【香港14日共同】中国河南省鄭州の地元紙、鄭州日報(電子版)は14日までに、食品添加物や化学薬品などを混ぜてつくられた鶏の「人工卵」が地元で売られていると伝えた。同紙によると、中国ではこれまでにも北京や浙江省杭州など各地で販売されているのが見つかっており、当局は食べ続けると記憶力の減退などが起きるとして注意を呼び掛けている。
報道によると、人工卵の原料は、豆腐の凝固剤などに使われる塩化カルシウムや、食品に粘り気を付けるアルギン酸ナトリウムのほか、でんぷんやゼラチンなど。殻には炭酸カルシウムを使い、本物と見分けが付かないほどの出来栄えという。
中国では鶏卵の価格が値上がりしており、1キロ=6・5元(約100円)。これに対し「人工卵」の原料価格は10分の1以下で、ある地元業者は毎日約4000個を製造、本物と偽り売っているという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007081401000610.html
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