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(回答先: 自殺者の心理、半数は誤解=「いじめへの相談重要」がトップ−内閣府調査 [時事通信] 投稿者 white 日時 2007 年 8 月 05 日 01:21:34)
□「自殺のサイン」ウソ・ホント [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3262690/
「自殺のサイン」ウソ・ホント
2007年08月09日10時00分
「自殺を口にする人は本当は自殺しない」――。精神科医など専門家の間では「偏見」とされるこのような見解を、日本人のほぼ半数が正しいと“誤解”していることが明らかになった。
内閣府が4日に発表した「こころの健康(自殺対策)に関する世論調査」によると、「自殺は覚悟の上の行為だと思う」「何の前触れもなく突然起きる」と、国民のおよそ半数が“誤解”しているという。
「どこまで本気かわからない“狼少年タイプ”でも放っておくと危険です。自殺を口にすること自体をシグナルととらえ、周囲は精神科や心療内科の受診を勧めるべきです」(精神科医の春日武彦氏=東京未来大学教授)
自殺は覚悟の上で行うケースももちろんあるが、“はずみ”で死んでしまうことも多いという。
「リストカットなどの自傷行為や薬物依存の度が過ぎて、事故とも自殺とも取れない死に方をしてしまう人もいる。“付き合ってくれないと死んじゃう!”と言ってマンションから本当に飛び降りた女性もいました。逆に、電車に飛び込んで死のうと思っていたのに反対のホームの美女と目が合って思いとどまったケースもある。ガチガチの覚悟で臨んでも、偶然に左右されることは多い」(カウンセリング経験が豊富な精神科医の吉田眞氏)
実は自殺のサインに気が付くのは至難の業という。
「身辺整理を始めたり、口数が減ったりと、後から思い返せばサインだったのかなと思うことはありますが、基本的に自殺の予兆を見抜くのは専門家でも難しい。精神科医で自分の担当患者が自殺した経験のない人はいないくらいです。ですから、残された人が“なぜ気付けなかったのか……”と過剰な責任感を負わないことが大事です」(春日武彦氏)
松岡農相(07年5月)、日テレ大杉君枝アナ(07年2月)、漫画家の犬丸りん(06年9月)、元アイドルの甲斐智枝美(06年7月)、俳優の古尾谷雅人(03年3月)らの自殺も周囲は止められなかった。
年間3万人以上が自殺する日本でも、自殺者の心理分析は進んでいないのが現状だ。
【2007年8月6日掲載】
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