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□「医は仁術」の傾向は見られず、米医師の世論調査 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200708010032.html
「医は仁術」の傾向は見られず、米医師の世論調査
2007.08.01
Web posted at: 21:21 JST
- CNN/REUTERS
シカゴ──さまざまな宗教では、貧しい人々や社会から取り残された人々を手助けするよう、教えを説いていることが多い。それでは、米国で信仰心にあつい医師は、信仰心が薄い医師よりも、医療サービスを充分に受けていない患者をより多く見ているのか?こんな疑問を持った医師がアンケート調査を実施し、米国の専門誌に結果を発表した。
シカゴ大学のファー・カーリン博士は、コネティカット州イェール・ニュー・ヘブン病院の同僚らとともに、米国の医師1820人を対象に、信仰の有無や、礼拝への出席頻度、育った家族における宗教の関わり方などを調査。
質問を送った医師のうち、63%から回答が寄せられ、内容を分析した結果をアナルズ・オブ・ファミリー・メディシン最新号に掲載した。
結果は、信仰心があついと自覚する医師が、貧しい人々などをより多く診療しているという、「偏った」ものではなかった。つまり、信仰心があついと自覚している医師が、信仰心は薄いと感じている医師よりも多く、底辺にいる人々を診療している傾向は見られなかったのだ。
カーリン博士は、「今まで、信仰心があつい医師ほど、貧しい患者を診る傾向にあるのかどうか、疑問に思っていた」と、調査の動機を述べた。
また、信仰心の有無が、医療サービスを受けられない人々を重点的に診療するという行動に結びついていないことについて、「神の教えに忠実になろうとすることと、医療への検診を結びつけたとしても、それが貧しい人々を診療することにはつながらないことを示す結果だと思う」と語っている。
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