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□太った子供に周囲の白い目〜がん患者の苦痛に匹敵 [U.S. FrontLine]
http://www.usfl.com/Daily/News/07/07/0723_008.asp?id=54445
更新2007年07月23日 17:59米国東部時間
太った子供に周囲の白い目〜がん患者の苦痛に匹敵
米国内の肥満の子供は、早ければ3歳から周囲の偏見にさらされていることが、イエール大およびハワイ大学の共同調査で分かった。
AP通信によると、太っているためにからかいや拒絶、いじめなどを受けたと答えた若者は、自殺への衝動にかられたり、高血圧や摂食障害に苦しんだりする割合が通常より2〜3倍高い。
調査報告者は「同級生や両親、教師などが肥満の子供たちに汚名を着せる行為は、蔓延していて容赦がない場合が多い」と心理学会報7月号で指摘した。
太り過ぎの子供の割合は2010年までに、米国で約50%、欧州でも38%に上る見込みだ。
調査結果をまとめたイエール大のレベッカ・パール教授は、肥満の子供たちが受ける精神的苦痛は「がん患者に比肩する」とコメント。子供の肥満防止プログラムが浸透する一方で、いじめから守る努力の必要性を説いた。肥満に対する負のイメージの増幅には、テレビやメディアの影響が大きく、意地悪でばか、醜くてどんくさいというイメージが3歳の頃から植え付けられるという。
「社会的に広く受け入れられている偏見」と言い切るパール氏は、「異を唱える声もめったくになく、無視されることが多い」と懸念する。
同報告ではさらに、偏見の出所として最も驚くべきものに、親の存在を挙げた。実際、他の調査でも、太った少女が大学へ行くための学費を親に出してもらえる割合は、通常よりも低いという結果が出ている。
太った子供だったというリン・マカフィーさん(58)は、「太っていたら何も達成できないというイメージを絶えず浴びせられた」と述懐。彼女が8歳の時、家が貧しいにもかかわらず、痩せたらミンクのコートを買ってあげると言った母親の言葉に、「みんなを失望させていると感じた」と話す。
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