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□2015年には米国人の75%が太り過ぎに 米研究 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200707190028.html
2015年には米国人の75%が太り過ぎに 米研究
2007.07.19
Web posted at: 21:05 JST
- CNN/REUTERS
ワシントン──米国で問題となっている肥満や太り過ぎの傾向について分析した研究者が18日、このまま太り過ぎの増加が続けば、2015年には米成人の75%が太り過ぎの状態に陥ってしまうとの調査報告書を発表した。また、成人の41%が肥満になると警告している。
ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは、これまでに発表された米国政府の統計や、体重などに関する論文、20本を分析。
その結果、太り過ぎの傾向が現在と同等の割合で進めば、2015年までには成人の75%、未成年の24%が太り過ぎ、もしくは肥満に陥ると結論づけた。
研究チームが太り過ぎや肥満の基準に用いているのは、身長と体重から計算する指標の「体格指数(BMI)」。BMIが25以上を太りすぎ、30以上を肥満としており、ともに心疾患や糖尿病、がんの発症率が高くなるとされている。
分析結果によれば、2003─04年には米成人の66%が太り過ぎ、もしくは肥満の状態にある。特に、40歳以上の黒人女性の80%が太り過ぎで、50%が肥満だったという。
また、政府の統計結果から、子供や思春期にある未成年のうち、16%が太り過ぎで、34%に太り過ぎの危険がある状態だった。
いずれの調査群でも年々、体重が増加する傾向にあるという。
分析調査を行ったメイ・ベイドーン氏は、「米国人のさまざまなグループにおける、太り過ぎ傾向を示している結果となっている。肥満傾向は、このまま続く様相を示しており、なにも対策を講じなければ、米国における死因の上位に肥満が入ることになるだろう」と述べている。
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